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HDDの記録容量を増やす「次世代記録技術」の研究で日立やSeagateなどが異例の提携へ


2009年2月に2TBモデルの3.5インチHDDが国内で販売開始されて以来、HDDの最大容量は更新されていませんが、HDDの記録容量を増やす「次世代記録技術」の研究について、HDDメーカー大手の日立やSeagateなどが大々的に提携することが明らかになりました。

このような提携が行われることは異例とされていますが、提携により研究が進むことで、より大容量のHDDへの糸口が見えてくるのかもしれません。

詳細は以下から。
日立などHDD上位3社、次世代記録技術で提携:日刊工業新聞

日刊工業新聞社の報道によると、世界シェア上位のHDDメーカー、日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)とSeagate、Western Digitalの3社が次世代記録技術の研究開発で提携するそうです。


従来のHDDは記録密度を高めていけばいくほど、データを安定して保存できなくなる「熱ゆらぎ」という問題に直面するなど、物性的な限界が大容量化の妨げとなっていましたが、磁性粒子1つにつき1ビットの記録が可能となる「パターンドメディア」や、ディスクの微小領域に光を当てて熱を加えつつ、磁気データを書き込む「熱アシスト磁気記録方式」などの開発ロードマップを共有し、規格化などでも協力するとのこと。

また、次世代記録技術を採用したHDDの事業化には巨額の投資が必要ですが、今回の提携で費用削減をねらうことができるほか、今後はHDDメーカーの東芝やSamsung、記録媒体を手がける富士電機、半導体関連企業のTIやMarvell Technologyなどにも参加を促すとされています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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