卵をかけるとかなりすき焼きっぽい吉野家太鼓判の新商品「牛鍋丼」試食レビュー
吉野家が自信を持って繰り出した新商品「牛鍋丼」(並盛280円、大盛380円)をさっそく試食会にて食べてきました。
牛丼と異なる具としてはしらたきと焼き豆腐が入っていて、甘辛い味付けになっています。牛丼にも卵をオプションでつけることはできますが、牛鍋丼は卵との相性がかなり良く、すき焼きっぽい味を楽しむことができました。
詳細は以下から。吉野家本社内にあるキッチンにて牛鍋丼は振る舞われました。ステンレス製の棚などがどことなく学食っぽく、その奥にいつもの吉野家の制服を身につけたスタッフさんが控えているのが不思議な感じ。
この客席に座って食べます。大人数用の席が多いので、相席になっているテーブルもありました。
そして運ばれてきたのが牛鍋丼(並盛280円)
牛肉のほかにタレが染みたしらたきや玉ネギがメインの具となっています。食べてみると、すき焼きの割り下を思い出させるような甘辛い味付けで、少量の具でご飯がかなり進みます。しらたきなどで味が薄まってしまうのではと思っていたのですがそんな心配はありませんでした。むしろ、人によってはややしょっぱいと感じるかもしれません。
焼き豆腐は1切れ乗っていました。
はしで半分に切ってみました。つるんとした絹ごしではなく、ぎゅっと締まった木綿豆腐です。塩気は意外にしっかりしているのですが、食感がメインの具と異なるのでいいアクセントになっています。個人的にはもう1切れ追加したかったです。
具がかなりしょうゆの色に染まっていたように感じたのですが、ご飯に染みたタレ自体の色は思ったほど濃くはありませんでした。
結構濃いめの味付けだったので、卵がほしくなりスタッフさんに頼んで持ってきてもらいました。
甘辛いタレの味がしっかりついた肉を溶き卵に浸して食べると、かなりすき焼きを食べているのに近い気分になりました。そういえばすき焼きってこういう味だったような気がする、と思い出しました。
肉と卵のマリアージュをひとしきり堪能したので、ご飯の上にかけました。
今回はタレの量が普通だったので、ご飯部分だけを食べると卵の味がやや勝っていましたが、具のある部分を食べるとちょうどいい感じにマイルドな味になってかなりアリだと感じました。従来の牛丼より100円安いため、ちょっとリッチに卵をつけても罪悪感は薄いかもしれません。すき焼き気分を感じたい人からリーズナブルに食事を済ませたい人までカバーできるような食べやすい味付けだったので、興味のある人は一度試してみてもいいかもしれません。
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