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わずか1万5000ドル(約126万円)で製作された映画「MONSTERS」の予告編が意外にクオリティが高いと海外で評判に


超低予算なのに大ヒットした映画と言えば「パラノーマル・アクティビティ」、制作費は1万5000ドル(約126万円)ながらアメリカだけで95億円という大ヒットを飛ばし、既に続編の製作が決定しています。しかしながら見た目的にはさほど派手ではなく、見てみると「うん、これなら126万円で作れそうだ」というような印象を抱くはず。

ところがここに来て「これだけの内容を126万円で作れるのか……?」というような映画が登場しました。その名は「MONSTERS」、極めてありきたりなタイトルでジャンルはSF、NASAが6年前に太陽系内に地球外生命体が存在する可能性を発見、サンプルを集めるために探査機が打ち上げられたものの、中央アメリカ上空に再突入する際にクラッシュ、メキシコに墜落した地球外生命体はすぐに繁殖を始め、メキシコは国土の半分が「INFECTED ZONE(感染地帯)」として隔離されることに。アメリカとメキシコの両軍は巨大な生命体のと激戦を今日に至るまで繰り返しているという有様。そのような舞台を背景にして、人生に疲れているジャーナリストが上司の娘をアメリカ国境まで感染地帯を通ってエスコートする間に遭遇したものは……というストーリーです。

再生は以下から。
IGN Video: Monsters Movie Trailer - Teaser(「LQ」を「HI」にすると高画質になります)

IMDb Video Monsters

trailer_win_xl_704x380_qthighwide.mov(高画質でダウンロード可能なQuickTime形式)


さらにもう1本、予告編があります。

YouTube - Monsters Official Teaser Trailer HD

Monsters - Movie Trailers - iTunes


また、どうやって撮影したかというムービーも配信されています。

Reserve Result (RR): Gareth Edwards - Monsters $15,000 Budget
video platformvideo managementvideo solutionsvideo player

監督によると、撮影はソニーの「PMW-EX3」とニコンの50mmレンズを使用、ほとんどは自然光で、一部だけLEDライトを2、3個ほど使い、特殊効果はAdobe Premiere CS4で行ったそうです。

なお、日本での公開予定は現時点ではありません。残念。

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in 動画,   映画, Posted by darkhorse

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