中国ドラマ史上でも空前の規模で製作されたドラマ「三国志」、その壮大なスケールが伝わってくる予告映像を公開
超大作ドラマ「三国志」が日本に上陸し、10月27日(水)からレンタル開始となります。
このドラマの規模は全95話というその長さからも窺い知れますが、構想に4年、制作に2年をかけているほか、総製作費が25億円以上、登場するエキストラは15万人という、中国ドラマ史上でも空前絶後の規模なのだそうです。
今回は、そのスケールが伝わってくる予告映像を紹介します。
YouTube - 中国ドラマ史上空前規模のドラマ「三国志」予告映像
2世紀~3世紀の中国を舞台に、英傑たちが覇を競う「三国志」。
洛陽の都の百官たち。
後漢皇帝はまだ幼い少年です。
その皇帝に代わって暴政を敷いているのが董卓。
劉備は義勇軍を立ち上げ、どんどんと力をつけていきますが、その前に立ちはだかるのが曹操。
「我は人を裏切る、だが人の裏切りは絶対に許さぬ」という曹操。
なんとかして曹操に立ち向かうため、劉備が助けを求めたのが諸葛亮(孔明)です。
一方、曹操や劉備とはまた別に、長江あたりで力をつけていたのが孫権。それを補佐するのは若き英傑・周瑜。
本作は中国のドラマ史上でも類を見ないレベルの製作が行われています。
そして、これまでのドラマで描かれたような戦いはもちろん、これまでだと削られてしまったような内容もフォローされています。
「赤壁の戦い」時、強大な曹操軍への対抗手段に苦しむ周瑜は諸葛亮に案を求めます。お互いの考えを手に書いて見せ合ったところ、二人とも「火」、つまり火計で曹操軍の船を焼き尽くすことを考えていたのです。もちろん、周瑜が悩むのは火計が簡単には実行できないからなのですが……。
曹操の追撃から逃げるため妻子を後方に置いて来ざるを得なかった劉備。趙雲は、そんな劉備の妻子を救うべく単身曹操軍に斬り込んでいきます。
諸葛亮が後継者として考えていた馬謖。しかし、馬謖が他の将軍の意見を聞かずに大敗を喫したことで、諸葛亮は軍の規律を守るため馬謖を斬らねばならなくなります。いわゆる「泣いて馬謖を斬る」ですが、「三国志」の中でもかなり後半のエピソードであり、劉備らがすでに登場しない部分なので、描かれることはあまり多くありません。
曹操の後を継いだ曹丕は、臣下の信望を集める曹植を疎ましく思い、「七歩の間に詩を作れなければ死を命じる」と告げます。
そして、三国志を彩る女性たち。呂布と貂蝉のロマンス、江東の二喬など、かなり期待できそうです。
「三国志」は10月27日からレンタル開始です。
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