メモ

古い友人から行き着けの美容師まで、切るに切れない「縁」を絶ち切るためのアドバイス


生活するにあたって誰しもいろいろな人と関係を持つことが必要となります。いつも指名する美容師やかかりつけの医者といった人であるとか、それに「小学校のころの同級生」といったような古い友人も、年を取るにしたがって雪だるま式に増えていきます。ボランティアサークルなどのサークル活動に参加することもあるかもしれませんし、どこに住んでもかならず隣人とのかかわりは発生します。

それらはもちろん必要だからこそ発生する「縁」とも言えるもので、大切したいものではありますが、それが長く続くことでその関係性が崩れ、居心地の悪いものになってしまうこともあるのも、悲しいですが事実です。


そんな切るに切れない「縁」をすっきりさせるための方法が、相手のタイプ(職業、立場など)に紹介されていました。これを参考にすれば、モヤモヤしていた人間関係がちょっとだけスッキリするかもしれません。

How to Break Up With Someone - Relationship Advice at WomansDay.com
http://www.womansday.com/Articles/Family-Lifestyle/Relationships/How-to-Break-Up-With-Anyone.html


1:古い友人


最近疎遠になっていて、生活のサイクルの中でほとんど交わることがなくなったと感じる友だちについて、ほとんどの場合、はっきりと縁を切りたいと宣言する必要はないでしょう。親友だと思える人と交友を続ける方が精神的にいいものです。

しかし、その古い友人との関係が、一方的に親密さを求められたり、何らかの搾取を受けてしまったりするような状態になっている場合は話は別です。しっかり縁を切る必要があります。「今は忙しいから……」とお茶を濁すのではなく、正直に向かい合うことが大切です。

2:美容師


いつも決まった人を指名してカットなどをしてもらう場合、自分のイメージと違ったり、カラーがうまく行っていないと感じたとしてもなかなか言い出せないかもしれません。しかし、その人の施術が気に入らなかった場合は、気に入らないまま我慢して過ごすより「イメージと違うのでやり直してください」とはっきり申し出た方が、ヘアスタイルも人間関係も気持ちよくすることができます。

しかし、「ずっとカットしてもらっていたから、今更気に入らないなんて言えない……」という人は、気になる場合は担当の人に「ちょっとだけヨソを試してみようと思うんです」と断るか、そこまでしなくても単純に指名しなければ自然と縁は薄れていくものです。それでいろいろとサロンを変えてみて、「やっぱりあの人のカットがいい」と思ったなら、もう一度指名すればいいだけの話なのですから。

3:おせっかいな隣人


何事も探りたがる人はいるもので、家の庭先で井戸端会議を持ちかけてきて、いろいろと根ほり葉ほり個人的なことを聞き出してくる隣人に困っている人もいるかもしれません。迷惑だなあと思っても、なにせ隣に住んでいるので距離を置くことは難しく、やっかいな存在ではあります。

そんな人に対しては、あまりたくさんの情報を共有しないことで距離を取りましょう。また、たとえばスーパーから買い物して帰ってきた時は、バタバタと家の中に荷物を運ぶなどして「井戸端会議している時間がない」ということを体全体で伝えることも有効です。もしもこういった対策のせいで、その人が自分の悪いうわさを流し始めてしまうなど対抗してくる場合は、やられっぱなしでいるのではなく、電話でうわさに対して抗議するなど誠意を持って対応するのが大切です。

とはいえ、そこまで関係がこじれる前に、適当に相手をして話を聞き流したり、敵意をあらわにしないようにして、事を荒立てずに相手をする時間を極力減らしていく方が簡単かもしれません。

4:ベビーシッター


子どもに暴力をふるうような人は論外として、熱心に子どもの世話をしてくれないベビーシッターに当たってしまった場合、別の人を当たるのが適切な判断です。

ベビーシッターは子どもの発育に直接かかわってくる人物なので、「以前はもっとしっかり世話をしてくれていたから…」と遠慮していないで、自分の気持ちに正直になりましょう。もちろん、今後依頼しないのであれば、現在頼んでいるベビーシッターが次の就職先を見つけられるようちゃんと通知を渡しましょう。

5:医師


かかりつけの医師がいると、別の病院に診察に行くのはなんとなくはばかられることがあるかもしれません。家族全員で診てもらっているような場合、余計にその傾向は強くなるでしょう。しかし、医療の選択の自由は受ける側にあります。

それに、悲しいことではありますが、昔の町医者のように、家族ぐるみで診てもらって、家まで往診に来てくれるような医師はほとんどいないので、単に診療に行かなくなれば、それで関係は自然と終わりを迎えるでしょう。

6:チャリティー団体やボランティアサークル


「社会に貢献できる!」と勇んで入ったサークルでも、入ってみたら退屈だったということはよくあることです。しかしどんな理由であれ、不意に辞めるのは避けた方がいいでしょう。自分のことがサークル内の会議の議題となり、うわさを立てられてしまうかもしれません。

「サークルに参加するのは楽しいけど、別のことに興味がわいてきたからそれに集中したいんです」と言えば円満にサークルを辞めることができるはずです。

7:家政婦


あまり多くの人に当てはまることではないと思いますが、家政婦に自宅の掃除をしてもらっている人もいるかもしれません。「最近、掃除のツメが甘いな……」と感じて不満に思った場合、ひとまず自分が家政婦に対して何かひどいことをしていないか振り返ってみましょう。家事の分量を増やしたのに給料を上げなかったなどといった場合は、雇った側にも問題があります。

しかし、そういった思い当たる節がない時は、今の人を雇うのをやめて新しい人にお願いしてもいいでしょう。もちろん、雇ったからには礼儀として、解雇の通知を手渡しましょう。

8:うわさ好きの同僚


うわさ話や雑談が大好きで、仕事中でもすぐに話しかけてくる同僚は、急いでいる時は特にわずらわしい存在です。しかし、同じようなタイプの人でも、友人や隣人でなかっただけまだやりやすいと言えるでしょう。なぜなら会社では仕事をすることが最優先事項で、交友関係を保つことはそれよりは多少優先度が落ちるからです。少し心苦しいかもしれませんが、仕事は仕事、と割り切って対応する方がラクかもしれません。

うわさ話は当然ながら相手がいないとできないものなので、その同僚は話し相手を求めてうろうろするかもしれませんが、仕事に集中しているそぶりでブロックしましょう。「あまり相手をしてくれない人」という印象を相手に与えることで、話しかけてくる相手に断る必要もなくなっていくはずです。

9:ママさんグループ


子どもがまだ小さい時によく一緒に行動していたママさんグループと、年月が経つにつれて話や感覚が合わなくなる日が来るかもしれません。

しかし、合わなくなったからと言って縁をばっさりと切るのでは、悪いうわさの標的になってしまうこと請け合いです。新しい友だちのところへ頻繁に顔を出す代わりに、かつてのグループのところへ行く回数を徐々に減らし、フェードアウトするのがうまいやり方です。これはママさんグループに限らず、女性の形成するグループから抜ける時には1番穏便に済む方法かもしれません。

10:趣味の同好会


課題図書をみんなで読んで感想を言い合う「ブック・クラブ」という同好会が欧米ではあるのですが、そんな感じで趣味を共通項にして、同好会とまでは行かなくてもグループを形成してよく一緒に遊んでいる人もいるかもしれません。同好の士というのは仲良くなりやすいものですが、一方で趣味から興味が遠のいた際には、なかなか関係を維持しづらいものです。

そういった時は、いつもみんなで集まるような場には「事情があってもう行くことができない」というようなことを伝えるのがいいでしょう。しかし、その中の数人とまだ連絡は取り合っていたいと思う場合、多少脚色した理由を作りあげたりしてでも、丁寧に対応した方がその後も関係を維持しやすいと思われます。

総合すると、お金や仕事を介した関係はどちらかというとドライに、そうではない友人・知人関係は慎重に対応して「縁」を整理していくのが、人間関係でストレスをためないコツと言えるのかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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