一見不気味だが見れば見るほどかわいらしい、グレムリンそっくりなコウモリの赤ちゃん
以前GIGAZINEではスパイダーマンにそっくりなトカゲを紹介したことがありますが、Brown long-eared bat(チャイロミミナガコウモリ)というコウモリの赤ちゃんは、映画「グレムリン」のクリーチャーデザインの参考になったのでは、と思えるほどグレムリンにそっくり。
フワフワでかわいいぬいぐるみのような「モグワイ」ではなく、深夜に食べ物を食べて変態した凶暴な「グレムリン」の状態に似ているのですが、親指サイズのきゃしゃで小さな赤ちゃんは、守ってあげたくなるようなかわいらしさです。
詳細は以下から。※ネズミなどが苦手な方は閲覧に注意してください。Who are you calling ugly? Gremlin bat nursed back to health after mum drops her in flight | Mail Online
生後1週間のメスのチャイロミミナガコウモリの赤ちゃんは、サマセット州Mineheadで地面に落ちていたところを通行人に拾われ、East HuntspillのSecret World Wildlife Rescueで保護されています。赤ちゃんを抱えていた母コウモリが、飛行中に落としてしまったのだろうと考えられるそうです。
赤ちゃんコウモリは獣医師の診察を受けたのち「Cruella」と名付けられ、Secret World Wildlife Rescueでリハビリ中です。4週間で飛べるようになり、夏の終わりには自然に帰すことができるだろうと予想されています。
変態後のグレムリンの特徴であるハ虫類のウロコのような質感はありませんが、かなり似ているのではないでしょうか。
チャイロミミナガコウモリは主にユーラシア大陸北部、西はイギリスから東は日本までを含む地帯に生息するコウモリ亜目ヒナコウモリ科のコウモリで、成体でも体長4.5~4.8cm・翼長4.0~4.2cmと小型です。赤ちゃんの時の「たれ耳」は大人になると頭の上にピンと立つようになり、グレムリンそっくりな姿ではなくなるようです。
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