高価なグルメバーガーが好調な売れ行きを記録する理由が明らかに
1個1000円前後の「グルメバーガー」と呼ばれる高価なハンバーガーが好調な売れ行きを記録して久しい昨今ですが、その理由が明らかになりました。
はたして売れ続ける理由はいったい何なのでしょうか。
詳細は以下から。
高価なグルメバーガー、売上好調の理由は味覚にあった!
~出前館・慶大発ベンチャー企業の共同調査~
宅配・デリバリーの総合サイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会のプレスリリースによると、同社は味覚センサーの研究・開発を行うAISSYとともに、グルメバーガーが近年売上げを伸ばしている理由を味覚の視点から共同調査を行ったそうです。
グルメバーガーとは、アボカドや多種のチーズがトッピングされるなど、本格的に調理された1個1000円前後の比較的高価なハンバーガー・サンドイッチを指しており、なぜグルメバーガーが好まれるのかを、味覚の視点から解析したとのこと。
これが通常の100円~200円程度で販売されている一般的なハンバーガーの味チャート。塩味や旨味にかなり偏っています。
グルメバーガーの味チャート。旨味はそのままに塩味を減らし、苦みや酸味、甘味などがバランス良く含まれているという結果に。
一般的なハンバーガーは特定の味のみが強く、単調な味であるため、すぐに飽きられてしまうのに対して、グルメバーガーはバランスがとれた味であるため、食べるごとに新しい発見があり、飽きにくい特徴があるという結果となり、グルメバーガーが好調な理由は顧客にとって「飽きにくい味」である点が起因していると考えられるそうです。
なお、グルメバーガーというカテゴリーにピンとこない人も多いかと思われますが、出前館が取り扱っているグルメバーガー店「ホームワークス」のページを見たところ、アボカドバーガーが1750円、ジャノヴェーゼバーガーが2000円となっています。
また、グルメバーガーを扱う店としてはほかにも「FIRE HOUSE(ファイアーハウス)」「トレーダーヴィックス(入店の際にドレスコードあり)」などがありますが、1個数千円するようなハンバーガーが平然とラインナップされており、基本的に高価なものであることが分かります。
・関連記事
1個1万円を超える究極のハンバーガー「フレンチバーガー・デュ・マリアージュ」を食べに行ってきました - GIGAZINE
ハワイで一番有名なハンバーガーショップ「クア・アイナ」で全トッピングを追加して超ド級サイズにしてみた - GIGAZINE
松阪牛100%使用の豪華ハンバーガー「中之島バーガー」試食レビュー - GIGAZINE
大阪の「スペシャル(佐世保)バーガー」を食べてきました - GIGAZINE
・関連コンテンツ