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マイクロソフトが対iPad用タブレット端末を今年中に投入へ、バルマーCEO語る


マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)は、現在iPadが席捲しているタブレット市場に向けてWindowsベースのマシンを投入すべく、現在メーカーと準備中であることを明らかにしました。

タブレット市場を巡っては現在はiPadが優勢なようですが、DellのAndroidタブレット「Streak」が6月からイギリスで先行販売されており、年内にMSIがタブレット端末「WindPad」を発売予定、2011年にはASUSがタブレット「Eee Pad」(AndroidモデルとWindows7モデル)をリリース予定となっており、NOKIAやHTCもiPad対抗デバイスの投入を準備していると報じられています。

iPadは200万台を越える売れ行きを見せているとのことで、マイクロソフトも余裕の構えとはいかないようです。

詳細は以下から。
Microsoft to launch ‘iPad killers’ - Telegraph

米MS、タブレット新機種投入へ東芝などと準備中 | テクノロジーニュース | Reuters

バルマーCEOは「今年我々がスマートデバイスのカテゴリの中で行う最も重要な課題の1つが、Windows7ベースのSlateとWindows7 phoneを推進させていくことだ」と語り、これから数ヶ月の間にSlateをリリースするつもりであることを明らかにしました。メーカーはAsus、Dell、サムスン、東芝、ソニーで、キーボードの有無を始め多くのバリエーションが作られる予定となっており、すべてWindows7ベースで、Windows7のアプリケーションやOfficeが動作することになるそうです。

このSlateは先日の流出した「Windows 8」社内機密資料の中にも登場しているデバイスで、今後タブレット市場ではアップルのiPadとマイクロソフトのWindows7タブレット、そしてGoogleのAndroidタブレットが激しい戦いを繰り広げることになりそうです。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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