動画

「特攻野郎Aチーム」風、意味不明にかっこよすぎる「霊柩車愛好家の集い」のCM


コロラド州Englewoodで6月18日~20日に「HearseCon」というイベントが開催されるそうです。

「Hearse」は霊柩車、「Con」は「Convention(集会)」の略語。Comic-ConSci-Fi Conなど、日本でいうコミケワンフェスのような特定ジャンルの同好の士の集いは大抵「Con」と呼ばれているわけですが、「HearseCon」は霊柩車オーナーが集まりそれぞれの自慢の車を愛でるイベントというわけです。

そんなイベントがあるということ自体も驚きですが、このイベントのCMがあの「特攻野郎Aチーム」をパロディした凝りに凝った作りで、話題を呼んでいます。

詳細は以下から。Hearsecon!!! Dames, Death and Depravity

そのCMはこちら。かなりの力作となっていて、霊柩車ファンや「特攻野郎Aチーム」ファンならずとも必見です。
YouTube - HearseCon 2010 Ad! (A-Team Parody)


「1996年、ある霊柩車オーナーのグループが『うちの空気と合わない』としてカー・クラブから入会を拒否された。彼らはやつらに中指を立て、そんなクラブはこっちこそお断りだと自分たちのコンベンションを設立した……」と「Aチーム」風のナレーションで始まります。


なにやら怪しげなミッションを遂行している模様。


ナレーションの「If you have a hearse, if no other car club can help, and if you can get the time off of work, maybe you can come...to HearseCon」という部分は「Aチーム」ファンにはおなじみの「If you have a problem, if no one else can help, and if you can find them, maybe you can hire...the A Team」というナレーションのパロディ。テレビ版のイントロ映画版Aチームの予告編と見比べてみると面白いかもしれません。


「Hチーム」の「H」は「Hearse」の「H」です。


血湧き肉踊るあの音楽とともに段ボールの壁を蹴散らして霊柩車登場。


ここからはこれでもかと次々にかっこよさげなスタントが繰り広げられます。


バールのようなものを手に襲い掛かる暴漢を一撃で倒す美女。


美女軍団。


「Aチーム」には不可欠なボス的存在(左)とモヒカン要員(右)もそろっています。


お約束のドアを蹴破るスタントも。


パソコンのモニターは壊してもよい古いものを使った模様。


男気のある葉巻の着火法。


車のドアで敵を倒す、どこかで見たような場面。


火薬とあの音楽さえあれば「Aチーム」っぽく見えそうなものですが、このCMを作っている本人たちがやってみたかったことを全部詰めこんだかのような凝りようで、「Aチーム」ファンも納得の出来栄えなのではないでしょうか。


なお、この「HearseCon」は今年で4回目。アメリカ中から霊柩車を走らせやって来た霊柩車オーナーたちが集まり交流するほか、地元ミュージシャンによるライブや大道芸、映画の上映、セクシーな「霊柩車ガールズ」に愛車の前でポーズをとってもらえる撮影会や、車に泊まる人のためのキャンプファイア、そして集まった霊柩車や救急車のサイレンを一斉に5分間鳴らすという何とも近所迷惑なイベントまで予定されていて、盛りだくさんな内容となっています。


霊柩車以外に救急車も集まるようです。


エルム街の悪夢」のフレディのコスプレをした参加者。例年「HearseCon」開催時は夏なのにここだけハロウィンのような雰囲気になる模様。


ちなみに過去には会場で結婚したカップルもいるとのこと。


HearseCon 2010」は6月18日~20日にコロラド州Englewoodで開催。参加費は無料で、霊柩車オーナー以外も歓迎とのことなので、このCMを見て「霊柩車ってかっこいいかも」と思ってしまった人は行ってみるとよいかもしれません。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
悲しさを紛らわしてくれそうなカラフル霊柩車 - GIGAZINE

リアルな絵が描かれているアーティスティックな車の写真いろいろ - GIGAZINE

特攻野郎Aチームで有名なミスター・Tによって、長年の昏睡から目覚める奇跡が起きた - GIGAZINE

特攻野郎Aチームを映画化した「The A-Team」予告ムービー第2弾が登場、いかにもAチームっぽい雰囲気&男臭さ満点に - GIGAZINE

in メモ,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.