ASUS本気の3Dノート「G51Jx 3D」速攻レビュー、高画質な立体映像でゲームや映画を手軽に利用可能に
先ほどお届けした省電力・高性能なモバイルノート「U30Jc」のフォトレビューに続いて、今度はASUSとNVIDIAが強力なタッグを組んで発売するハイエンド3Dノートパソコン「G51Jx 3D」のレビューをお届けします。
NVIDIAのグラフィックチップセットを採用したグラフィックボードやBlu-rayドライブを搭載しており、今後発売される3D映像を収録したBlu-rayディスクの再生にも対応するほか、従来よりも高画質に3D映像を楽しめる「アクティブシャッター方式」を採用した、メガネをかけていてもかけやすい3Dメガネが付属しています。
詳細は以下から。
これがASUSが満を持して発売する3D対応のハイエンドノート「G51Jx 3D」です。
3D映像を表示中。画面は1366×768ドットの15.6インチLEDバックライト液晶を採用しています。
画面上部には高画質なテレビ電話を実現できる200万画素WEBカメラを搭載
キーボードはこんな感じ。テンキーも付属。
右側面。右側からBlu-rayコンボドライブ、USB端子×2、マイクとヘッドフォン(兼 光デジタル出力)、ラインインジャックとなっています。
正面。左側にSDHCカードスロットや無線LANのON・OFF切り替えスイッチを搭載
左側面。右からUSB端子×2、HDMI端子、e-SATA端子、IEEE1394端子、RGB端子です。また、右上にはExpress Cardスロットを搭載しており、PCカードスロットは非搭載。
天板
専用メガネとメガネに情報を送るレシーバーが付属しています
従来よりも高画質に3D映像を楽しめるアクティブシャッター方式を採用した3Dメガネ。
フレーム上部に3D表示のON・OFFを切り替えられるスイッチがあります。
アクティブシャッター機構は駆動に電力が必要であるため、3Dメガネには充電池を内蔵。ちなみに充電はUSBケーブルを接続して行います。
ちなみにアクティブシャッター方式とは、メガネに搭載されたシャッターを高速で動作させることで映像を高画質に立体視できるようにする技術。背景が白い場合、高速でシャッターが切り替わっている様子が分かります。
NVIDIA「3D Vision」で使う3Dメガネのアクティブシャッターが動作する様子
普段メガネをかけている人にとっては重ねがけになるため、3Dメガネは不快になりがちですが、メガネをかけている人でも快適にかけられる形状を採用。
レシーバー
パソコン本体とUSB接続するタイプ。なお、このダイヤルは3Dの「深度」を調節できるもの。
3D表示された映像を3Dメガネ無しで見るとブレて見えますが、深度を下げるとブレの幅は狭まります。
深度を上げたところ。激しくブレているように見えますが、3Dメガネを使って見ると奥行きがとんでもないことに。
深度の調節については、ムービーで見ると分かりやすいかもしれません。
ASUSの新型ノートPC「G51Jx 3D」の3D深度を最小から最大に変更してみた
3Dメガネをかけて立体映像を視聴するところ
ちなみに「G51Jx 3D」の基本スペックですが、OSはWindows 7 Home Premium 64ビット正規版、CPUにIntelのCore i7 720QMプロセッサ(最大2.8GHz駆動)、4GBメモリ、500GBのHDD、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 2.1+EDRなどを内蔵しており、希望小売価格は20万9800円となっています。
ASUSの公式サイトは以下から。
ASUSTeK Computer Inc.
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