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AppleのiPadに対抗、マイクロソフトとGoogleのOSを採用した2種類の製品が登場へ


いよいよ今月後半から日本市場でも発売されるAppleのタブレット端末「iPad」ですが、大手メーカーがビジネスモデルの違いを理由に対抗製品を出さないと明言する中、あえて対抗製品となるタブレット端末が2機種登場する予定であることが明らかになりました。

対抗製品はGoogleのOSを採用したモデルとマイクロソフトのOSを採用したモデルになるとされており、決してiPadのコンセプトをそのままコピーしたような製品にとどまるものではないとされています。

詳細は以下から。
Asus: iPad Rivals On The Way - Forbes.com

世界有数の経済紙「Forbes」のインタビュー記事によると、手軽に使えるコンパクトさと安価なことが好評を博したネットブック「EeePC」などで知られるASUSがiPadの対抗製品を発売することを計画しているそうです。


ASUSの会長兼CEOであるJonney Shih氏は同誌のインタビューに対して、今後数ヶ月間で少なくとも2機種の対抗製品をリリースする予定であると述べており、6月に台湾で行われるコンピュータ関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2010」において発表するとのこと。

なお、ASUSは初代EeePCについても2007年に行われた「COMPUTEX TAIPEI 2007」で発表しており、基本的に同社が今後注力する製品については基本的にCOMPUTEX TAIPEIで発表するとされています。

また、Shih氏はASUSの飛躍に大きく寄与した低価格モバイルパソコン市場について、「まだ熱狂的な状態を維持したままである」とした上で、iPadのようなネットブックやスマートフォン、電子ブックリーダー、タブレットパソコンのコンセプトを取り入れた製品をリリースする余地がASUSには残されていると述べています。

しかしあくまでiPadをそのままコピーしたかのような製品にするのではなく、2つの機種のうち1つはGoogleが開発を進めている「Chrome OS」ないし携帯電話用OS「Android」を採用したモデルで、もう1つはマイクロソフトのWindowsプラットフォームに基づいたモデルとなり、いずれもマルチメディア性能を強く意識した製品になるとしています。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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