ASUSが「dynabook」で有名な東芝のパソコン事業の買収に意欲、現在交渉中
ネットブック「EeePC」シリーズなどで有名なASUSが「dynabook」で知られる東芝のパソコン事業の買収に意欲を示していることが明らかになりました。
すでに買収に関する交渉が東芝に持ちかけられてるとのことですが、かつてIBMがノートパソコン「ThinkPad」ブランドを中国メーカーのLenovoに売却した時のように、「dynabook」がASUSのブランドとなってしまう可能性はあるのでしょうか。
詳細は以下から。
Asustek considering acquisition to achieve goal of becoming top-3 notebook vendor, in talks with Toshiba, says paper
この記事によると、ASUSは2011年にノートパソコン市場でトップ3に躍り出ることを計画しているそうです。そしてトップ3に躍り出るための施策として、同社会長のJonney Shih氏が東芝のパソコン事業の買収を考えていることが明らかになったとのこと。
なお、すでにASUSは東芝に対してパソコン事業の買収を持ちかけていますが、Shih氏は「まだ結果は出ていない」と述べています。
ちなみに世界規模でIT業界の市場調査を行っているIDCのレポートによると、2009年第3四半期のパソコンのシェアはHP(ヒューレット・パッカード)が1位、Acerが2位、Dellが3位、Lenovoが4位、東芝が5位となっており、ASUSは「その他」のカテゴリに入っています。
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