試食

スタバが20年以上かけて開発した粉末状コーヒー「スターバックス ヴィア」が届きました


「独自のプロセスを駆使し、お店のドリップコーヒーと同様のアロマ、ボディ、風味を与え、"いつでもどこでも"スターバックス エクスペリエンスを提供してくれます」ということで、2010年4月14日(水)から発売される予定のスティック型粉末状コーヒーが「スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス(STARBUCKS VIA COFFEE ESSENCE)」です。「イタリアンロースト」と「コロンビア」の2種類があり、それぞれ3袋入り(300円)と12袋入り(1000円)のパッケージが用意されています。

開発には何と20年以上の年月が費やされ、開発者であるドン・バレンシアはこの商品の完成を見ることなく2007年にこの世を去っていますが、彼の名前「Don Valencia」の頭文字と最後の2文字をくっつけ、このスタバのスティックコーヒーは「VIA(ヴィア)」という名前になっているというわけです。

実際にはどのようなものなのかという詳細は以下から。
スターバックス コーヒー | スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス / STARBUCKS VIA COFFEE ESSENCE

まずは「イタリアンロースト」から。3本入りのものと12本入りのものがあり、こちらは3本入り。


紙コップがかたどられたパッケージのフタ部分は2重構造になっていて、紙細工のような凝った質感。


よく見ると縁の部分がまっすぐではなく、紙を手でちぎったように見えるデザインになっています。


さらさらとカップに入れている様子のイラストが施されていますが、スプーンが描かれていないため、すっと溶けるようなイメージが伝わってきます。


店頭で売られているコーヒー豆と同じように、コーヒーの濃さを表す記述がされており、「EXTRA BOLD」というのは特濃レベルという意味。エスプレッソなどに使う豆が主に振り分けられるジャンルです。


裏面はこんな感じ。


この製品についての説明によると「ほんの数秒で、スターバックスのお店で飲むような、いれたての香りと味わいをお楽しみいただけます」とのこと。20年以上の歳月を費やしているので、相当自信があると受け取れる文面です。


原材料は当たり前ですがコーヒー豆のみ、作り方の説明もイラストだけで文章はなし、とかなりシンプルです。コーヒー豆の産地はコロンビアとのこと。


横からだと結構薄く見えます。


ぱかっと開けてみました。


スターバックスコーヒーの米国本社CEOであるハワード・シュルツからのメッセージが書かれています。「これからは、いつでも、どこでも、様々なシーンでスターバックスのコーヒーを、どうぞ」と締めくくっています。


で、3袋入りの「コロンビア」のパッケージはこんな感じになっています。


一番上のチェックボックスにはちゃんと「コロンビア」と書かれています。


コーヒーの濃さは先ほどとは違っており、中間の濃さを表す「MEDIUM」になっています。


裏面はこんな感じ。


ぱかっと開けてみました。


すべて使い切るとメッセージが見える仕掛け。


Never be without coffee.(コーヒーなしではいられない)」と書かれており、コーヒー中毒というかスタバ中毒というか、そういう人向け。


12袋入り「イタリアンロースト」はこんな感じ。3袋入りはラッピング風のパッケージでしたが、こちらは普通のよくある箱です。


想定される使用場面を示しているのでしょうか、「At my desk(デスクで)」と書かれています。


逆側には「On the sofa.(ソファで)」とありました。リラックスしたい時にも最適、ということなのかもしれません。こういう細かい点まで気を配っているのがさすがスタバという感じ。


裏側はこんな感じ。


これもぱかっと開けてみました。


スティック型のパッケージが入っています。すべて表面がこっちを向いており、こだわりを感じさせます。スタバの店内もそうですが、こういうスティックコーヒーであっても、上質な体験を提供しようという姿勢が徹底されています。


続いて「コロンビア」の場合。


こちらも側面に英語が書かれていました。「Out of town(郊外で)」とあります。スタバのない田舎でも大丈夫、ということだと思われます。


反対側には「with my friends.(友達と一緒に)」というフレーズ。楽しい団らんも演出してくれるようです。スタバの思想がよくわかります。


裏面はこうなっています。


ぱかっと開けるとこんな感じです。基本的に「イタリアンロースト」と同じ。


箱の方も、使い切るとメッセージが見えるようになっていました。


今度はスティック自体のデザインを見てみましょう。左が「コロンビア」、右が「イタリアンロースト」。スターバックス店頭で出されるカップに印刷されているチェックボックス部分をモチーフとしたデザインが施されています。


通常緑色のスタバロゴがパッケージ全体のカラーリングイメージを統一するため、黒にカラーチェンジされています。本当に芸が細かい。


裏返すと作り方のイラストが。3ステップでさくっとコーヒーが楽しめるようです。というかそれ以外の方法が思いつきません。


というわけで、本当にスターバックス店頭で飲む味を再現できているのか、実際にスタバ店舗に行って飲み比べることにしました。

・次の記事
「スターバックス ヴィア」はスタバで飲む味わいを一体どこまで再現できているのか、その場で飲み比べ

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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