Androidスマートフォンが予想を大きく上回る速度で値下がり、条件無しで1万円台のモデルも
2008年9月にHTCが世界に先駆けて「G1」を発表して以来、Motorolaやソニー・エリクソンなどの大手メーカー、そしてGoogle自身の参戦で一躍脚光を浴びた感のある、Googleの携帯電話向けOS「Android」を採用したスマートフォンですが、当初の予想を上回るスピードで値下がりしていることが明らかになりました。
2年契約などの条件無しであるにもかかわらず、1万円台で購入できるモデルも登場しています。
詳細は以下から。
Android phone prices dropping faster than expected, Taiwan makers say
この記事によると、現在台湾や中国の携帯電話メーカーがシェアを巡って価格競争を繰り広げており、Androidスマートフォンの価格が予想を大きく上回るスピードで下落しているそうです。
そして中国・深圳に本社がある携帯電話メーカーのHuawei Technologiesは、イギリス市場に向けて戦略的価格を導入したAndroidスマートフォン「Pulse Mini」を4月から発売するとのこと。
「Pulse Mini」は2009年の第4四半期に発売された「Pulse」の後継機種で、価格は「Pulse」が180ポンド(約2万4700円)であったのに対して、「Pulse Mini」は100ポンド(約1万3700円)と非常に安価。また、購入にあたって携帯電話会社との2年契約などの条件も課せられていないSIMフリーモデルとなっています。
これが「Pulse Mini」です。2.8インチQVGA液晶やオートフォーカス対応320万画素カメラ、Bluetooth、IEEE 802.11 b/g対応無線LAN、microSDHCカードスロットなどを搭載したモデル。
ちなみにこれらの価格競争に対して、ローエンドモデルでの激しい価格競争を回避するために、台湾の携帯電話メーカーはハイエンドモデルに注力すると主張しています。
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