ソニーがスマートフォン「Xperia X10 mini」と「Xperia X10 mini PRO」を正式発表、QWERTYキーボードも搭載
ソニーがGoogleの携帯電話向けOS「Android」を搭載したスマートフォン「Xperia X10(日本ではXperia、SO-01B)」を小型化した「Xperia X10 mini」と「Xperia X10 mini PRO」の2機種を正式発表しました。
mixiやTwitter、メールなどと連動したシームレスなコミュニケーションを実現する「Timescape」や、音楽や映像、写真などをインターネットやスマートフォンに保存したコンテンツと連動して楽しめる新感覚エンタテイメントツール「Mediascape」といった、ソニー独自開発の機能などを搭載しており、ぬるぬる動くことでも知られるXperiaですが、「Xperia mini」にはQWERTYキーボードを搭載したモデルもラインナップされています。
詳細は以下から。
Sony Ericsson - Company - Pressreleases - Pressrelease - Pressreleaseoverview - Sonyericsson x10 mini and mini final-20100214
このリリースによると、ソニーグループの携帯電話メーカーであるソニー・エリクソンがXperia X10を小型化したスマートフォン「Xperia X10 mini」と「Xperia X10 mini PRO」を2010年前半に発売するそうです。
「Xperia X10 mini」と「Xperia X10 mini PRO」は2.55インチQVGA(240 x 320)液晶、オートフォーカス対応500万画素カメラ、無線LAN、Bluetooth、GPS、microSDHCカードスロットなどを備えており、CPUはXperia X10が搭載している「Snapdragonプロセッサ(1GHz)」ではなく、同じQualcomm製の「MSM7227(600MHz)」を採用。OSのバージョンはXperiaと同じく「Android 1.6」となっています。
これが「Xperia X10 mini」です。大きさは83×50×16mm、重さは88グラムと超コンパクト。カラーリングはブラックとパールホワイト、ライム、ピンク、レッド、シルバーの6種類。
背面はこんな感じ。写真撮影用のライトが搭載されています。
実際に手に持ったところ。非常にコンパクトなのが分かります。なお、操作は液晶の4隅にあるタッチキーと液晶下部にあるボタンで行う仕組み
こちらは「Xperia X10 mini PRO」です。フルキーボードを搭載しており、大きさは90×52×17mm、重さは120グラムとなっています。カラーリングはブラックとレッドの2種類。
背面
キーボード
実際に持ってみたところ。QWERTYキーボードによる快適な文字入力とコンパクトさを兼ね備えているため、大きいスマートフォンに抵抗があった人にはちょうどいいかもしれません。
ちなみにいずれのモデルにもSNSやTwitter、メールなどと連動できる「Timescape」や、音楽や映像、写真などをインターネットやスマートフォンに保存したコンテンツと連動して楽しめる機能が搭載されており、Android Marketなどでアプリケーションを購入することも可能であることから、まさに「Xperia X10」をそのまま小型化したモデルとなっています。
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