コロコロで連載されていた「怪奇警察サイポリス」がついに復刊、作者のブログでは描き下ろしのイラストも登場
「月刊コロコロコミック」で1992年から1995年まで連載されていた怪奇バトルアクション漫画「怪奇警察サイポリス」が、絶版コミックを復刊する「コミックパーク」から発売されました。作者である上山道郎さんのブログでは、鬼と人間のハーフである主人公・鬼塚勇気、巫女風コスチュームの神和住京子、九頭龍神族の神官戦士・九龍、ロボットの葛丸がそろった新しいイラストも公開されています。
詳細は以下から。
コミックパーク/作品詳細 怪奇警察サイポリス 全9巻 ・ 上山 道郎
サイポリスは主人公・鬼塚勇気が、悪霊や妖怪などとのバトルを繰り広げるストーリーで、人間界征服を企む妖怪集団の総帥となっていた父の鬼塚勇馬に勝利した第1部の後、舞台は海外に。格闘ゲームのキャラクターになって魔神とバトルをした後に打ち切りとなったようで唐突に終了してしまいました。小学館から発売された全9巻のコミックは絶版で、古本屋に行っても全巻そろえるのは難しかったのですが、読者の要望によってコミックパークからの復刊となったようです。
復刊されて発売されているコミックは全9巻で、価格は8505円。単巻は各945円と一般流通しているコミックに比べると高めの値段で、ペーパーバック形式の新装丁というのがちょっと残念ですが、もう一度読んでみたかった人にとっては待望の復刊となります。
上山道郎さんのブログ「別冊兄弟拳blog」では、今回の復刊に合わせて鬼塚勇気のイラストを掲載。イラストを使うSNSのpixivで反響が大きかったため、さらに鬼塚勇気、神和住京子、九龍、葛丸がそろったイラストも掲載されました。
「別冊兄弟拳blog」では過去にもサイポリスの絵が掲載されており、人間の姿の勇気、九龍、京子、葛丸、美虎、メイノール・ワムパム、ヤクシャ、ウォルフガング・シルバーマン、京子と葛丸のサンタ絵なども見られるようになっています。
小学生向けの雑誌であるコロコロの中にあって比較的高い年齢層に受けていたというサイポリスですが、上山さんは現在「ヤングキングアワーズ」で格闘漫画の「ツマヌダ格闘街(ファイトタウン)」を連載中。地域振興策として合法のストリートファイトを取り入れた街に、それと知らず引っ越してきた運動の苦手な青年が、ドラえもんを思わせる様相のメイド「ドラエ・タチバナ=ドリャーエフ」の指導を受けながら様々な格闘家と戦うことになるというストーリーで、とんでもない設定ながらもきっちり面白さを盛り込んでいる作品となっています。
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