ソニー、どのゲーム機でも使えるユニバーサルコントローラーの特許を出願

ソニーが自社のPS3だけでなく、マイクロソフトや任天堂のゲーム機でも利用できるユニバーサルコントローラーの特許を出願したことが明らかになりました。

ゲーム機のコントローラーは1台あたり数千円するものが多く、複数のゲーム機を所有している場合、それぞれのゲーム機のコントローラーを必要な数だけ買い足すのにかかる費用が決して安くないことを考えると、1台で済ませられるようになるのはなかなか良いことかもしれませんが、はたして実現できるのでしょうか。

詳細は以下から。
Sony files for universal game controller patent - News at GameSpot

Sony Files Patent For "Universal Game Console Controller" on VGChartz.com

これらの報道によると、ソニーはアメリカでさまざまなゲーム機に対応したユニバーサルコントローラーの特許を出願したそうです。

今回特許が出願されたユニバーサルコントローラーは同社のプレイステーションシリーズだけでなく、任天堂やマイクロソフト、セガ、Amiga、Atari Jaguarなどのコントローラーとしても利用できるというもの。

また、このような動作を実現するために、ユニバーサルコントローラーにはタッチスクリーン液晶が採用される予定となっており、各ゲーム機のコントローラーのボタン配置をタッチパネル上に再現することで、他社製ゲーム機をプレイできるようになるほか、タッチタイプのキーボードとしても利用できるそうです。

これが今回出願された特許のイメージ。各社のゲーム機のボタン配置について触れています。

接続イメージ図。タッチスクリーン液晶を搭載したユニバーサルコントローラーとレシーバーの組み合わせによって、各種ゲーム機を操作します。

互換性を持たせることに対して各社が難色を示すことは十分に考えられますが、ユーザーの利便性を考えると、今回出願された特許が成立するのかどうかにかかわらず、何らかの形での実現を期待したいものです。