「第13回文化庁メディア芸術祭」全記事一覧まとめ
2010年2月3日から2月14日まで、東京都港区六本木にある国立新美術館で文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会が主催する「第13回文化庁メディア芸術祭」が開催されます。
「メディア芸術祭」というわかるようなわからないような名前がついていますが、紹介されている作品はいわゆる写真や映像作品などのアートのほか、アニメ作品、ゲーム、Webコンテンツ、マンガなど様々。54ヶ国・地域の2592作品から選ばれた受賞作品と、審査委員会の推薦作品、合計約180点が展示されています。作品の中には実際に触れて体験できるようなものもあれば、アニメだと全編通して見られたり、あるいは受賞者によるシンポジウムが行われたり、アーティストが作品について語るプレゼンテーションがあったりと、内容はバラエティに富んでいます。
というわけで、第13回文化庁メディア芸術祭の全記事一覧は以下から。
最寄り駅は東京メトロ千代田線の乃木坂駅。6番出口が国立新美術館に直結しています。
文化庁メディア芸術祭以外にもイベントが多いため、来場者の性別・年齢層は様々。
文化庁メディア芸術祭は2階の企画展示室2Eで行われています。
エスカレーターを上がるとすぐ目の前が2Eなので、迷うことはないはず。
ART、ENTERTAINMENT、ANIMATION、MANGAからMEDIA ARTSへ矢印が伸びています。
メディア芸術とは「デジタル表現や先端テクノロジーを用いたメディアアートだけでなく、エンターテインメント性のあるアニメーション、マンガ、ゲームなどを含んだ日本発の柔軟な概念」だそうです。
入ってすぐのところではYouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009の音楽部門入賞動画である「日々の音色」が流れていました。
ナカムラマギコ/中村将良/川村真司/Hal KIRKLANDによる、SOURの音楽にあわせてWebカメラで撮影された素材がつなぎ合わされた映像が流れる作品で、個々のグリッド内の映像はまるで無編集の素人映像のようでありながら、グリッドを越えて映像が移動したりするという計算された演出が行われています。今回、エンターテイメント部門の大賞を受賞しました。
©2009 Zealot Co.,ltd / Neutral Nine Records / SOUR
その他の作品はコチラ。
■2010年02月03日 22時30分16秒
白い微粒子の吹雪の中にぽつんと座る状況を体験できる「Nemo Observatorium」
■2010年02月04日 00時01分13秒
発射台から飛び出たベアリングが旋律を奏でる「ベアリング・グロッケンII」
■2010年02月04日 03時00分35秒
ぽつんと置かれていた、ビンボーゆすり専用測定器具「YUREX」装備の明和電機マネキン
■2010年02月16日 18時30分29秒
過去最大の来場者数となった第13回文化庁メディア芸術祭、アニメ部門やエンターテイメント部門の出展物いろいろ
問い合わせ先:
CG-ARTS協会内「文化庁メディア芸術祭事務局」
会期中:フリーダイヤル 0120-454536
会期後:03-3535-3501
・関連記事
文化庁メディア芸術祭、岸辺露伴っぽいアートや舞城王太郎の動きを再現する無人キーボードなどアート部門作品いろいろ - GIGAZINE
文化庁メディア芸術祭、アニメ部門受賞作の「空の境界 俯瞰風景」や「ストライクウィッチーズ」をシアターで上映 - GIGAZINE
生原稿を展示している文化庁メディア芸術祭、マンガ部門では巨大パネルも - GIGAZINE
実際にゲームを試遊できる文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門 - GIGAZINE
・関連コンテンツ