1959年の車と2009年の車の頑丈さの違いを確かめる衝突テスト
2009年の全国の交通事故死者数は1952年以来、57年ぶりに4000人台へ減少し、国家公安委員長が2018年をめどに交通事故死者数を2500人以下にすることを目指しているそうです。自動車の衝突安全性も年々改良されていると思いますが、50年でどれぐらいの進歩があったのか確かめる衝突テストのムービーがアメリカの道路交通安全保険協会によって作られています。
詳細は以下から。
テストは2009年のシボレー・マリブと1959年のシボレー・ベル・エアーを衝突させて行われました
YouTube - Crash Test 1959 Chevrolet Bel Air VS. 2009 Chevrolet Malibu (Frontal Offset) IIHS 50th Anniversary
派手にぶつかるシボレー・マリブ(左)とシボレー・ベル・エアー(右)
車内から見ると安全性の違いがよく分かります。こちらは1959年のシボレー・ベル・エアー。車全体が歪んで運転手が非常に危険な状態に。
2009年のシボレー・マリブだと、ボンネットなどは壊れているもののフレームが歪んで車内もつぶれるということはなく、エアバッグなどで運転手の安全が確保されるようになっています。
交通事故自体が非常に危険なものではありますが、自動車の安全性は確かに上がっているようです。
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