1月開始予定の大河アニメ「刀語」、絵コンテ・脚本・オープニング映像などの重要資料が流出

毎月1話ずつ、12ヶ月連続で1時間スペシャルが放送されるという”大河アニメ”「刀語」。放送はフジテレビで1/25(月)から、MBSで1/27(水)から、BSフジから1/30(土)からそれぞれ始まる予定でしたが、なんと現段階で作品の内部資料となる絵コンテや脚本、キャラクターデザイン、さらにオープニングテーマ、エンディングテーマなどが流出してしまったそうです。

劇場でしか公開されていない予告編が盗撮されてネット上にアップされたり、ウイルス感染によって個人情報が漏れたりといった事件はありますが、このような形で放送前作品の資料が出てしまうのはかなりまれな事態です。

いったい、何が起こっているのでしょうか。

1/7追記：制作会社によるとハッキングによる流出とのこと。

詳細は以下から。
刀語 - 西尾維新アニメプロジェクト
http://www.katanagatari.com/

これはYouTubeにアップされたオープニング。もちろん、まだ公式サイトでもどこでも公開されていない動画で、しかもノンテロップ。右下には「Timing」の文字が入っています。
YouTube - Katanagatari Opening

その他、流出したファイルのリストはこんな感じのようです。主役から脇役に至るまでの各種設定、シナリオ、没原稿、オープニングテーマ曲、エンディングテーマ曲、オープニングアニメーション、絵コンテなど、もはや流出していないのは本編映像ぐらいではないのかという勢い。

過去にはテレビ放送とネット配信を同時に行っていた「コードギアス 反逆のルルーシュR2」が放送前の第3話を誤って先にネットで配信してしまったというケースや、Winnyを使用したことで予算表等が流出したケースなどの事故が見受けられます。

情報流出を知った2ちゃんねるアニメ板での反応は以下のような感じだったそうです。

今日もやられやく 『刀語』ＯＰ動画　ＯＰフル＆全キャラ設定画などがyoutubeなどに流出

1/6一部修正、および追記：
1月6日に確認したところYouTubeの動画が削除されていました。一部には「これは宣伝の一環なのではないか」という意見も見られますが……。

1/7追記：
制作会社WHITE FOXによって、ハッキングによる流出であると発表されました。

「刀語」情報流出はハッキングによるものと制作会社が発表 - GIGAZINE