チリも積もれば山となる、ホコリを集めて作られたアート
ホコリは日常生活において不可避であり、アートも(作者にとっては)不可避である、というわけで作られたホコリのアート。ただ積もっているだけでは単に邪魔な存在でしかないホコリに形が与えられて、意味があるものに転換されています。
詳細は以下から。
Incredible sculptures made with dust | Metro.co.uk
「MOTH-ER」。家で発生したホコリのみで作られています。
ホコリのほかに綿や昆虫の死骸を使っている「Being and Nothingness」。
形あるホコリの詰まったスーツケース。「carrier」。
「a spider」。フワフワした感じがよく表現されています。
上記の作品を製作したのはイギリスのアーティスト、Paul Hazeltonさん。掃除機を使わずに家具や窓の縁からほこりをかき集め、湿らせて形を整えた後に慎重に乾かすことで作品を完成させるのだそうです。
以下のリンクからはPaulさんのほかの作品も見られます。
Paul Hazelton :: Saatchi Online - Show your art to the world
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