無料で自分の声や有名声優、芸能人の声を年賀はがきで送ることができるサービス「サウンド年賀」
年の瀬も迫り、年賀状が元旦に届くための期日である12月25日が刻一刻と迫ってきています。マクロミルの調査によると、年賀状をはがきで出したいと考えている人が96%にものぼっているとのことです。メールが普及した今だからこそ、はがきで送りたいという需要が高まっているのかもしれません。
そんな中、日本郵便が「サウンド年賀」という画期的なサービスを提供しています。サイト上で生成したQRコードを年賀状に印刷することで、相手に電話で録音した声で任意のメッセージを送ったり、エディ・マーフィーをはじめとする洋画の吹き替えや「新世紀エヴァンゲリオン」の加持リョウジ役でおなじみの人気声優・山寺宏一や「ルネッサーンス!」でおなじみの髭男爵といった有名人の声によるメッセージを送ったり、あるいは年始には毎年耳にする「お正月」などといった音楽を送ったりすることができるようです。
詳細は以下から。サウンド年賀|郵便年賀.jp
郵便年賀.jpにアクセス。
左メニューの「つくる」にカーソルを合わせ、出てくるポップアップの中から「サウンド年賀」を選択。
サウンド年賀のトップに移動。移動までに各サービスの紹介が流れますが、ページ下部の「SKIP」ボタンでショートカットできます。
「有名人の声を送る」を試してみます。
ページ下部のメニューから中央のボタンをクリック。
今回は山寺宏一さんのメッセージでサウンド年賀を作ってみます。各人ごとに3パターンのメッセージが選べるようになっています。
いずれかのメッセージをクリックするとこの画面が表示されます。QRコードのみ、あるいは有名人の写真入りQRコードが選択できます。
どちらかを選び、「ダウンロード」をクリックするとZIPファイルをダウンロードできます。
写真入りのレイアウトは縦横選べます。こちらは縦。
こちらは横。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、はがきサイズのJPEGファイルが。このまま印刷すれば完成です。
また、「声を送る」では自分の声を送ることができます。電話を介して録音ができるため、PCでの録音をしたことがない人にも優しい設計です。年賀状の定番である我が子の写真入り年賀状と組み合わせるなど、使い道は多くありそうです。
他にも「もういくつ寝ると」の歌い出しで有名な「お正月」などを送ることができる「音楽を送る」もあり、携帯電話のQRコードを使っていろいろな工夫が楽しめるようになっています。送り先の印象に残る年賀状を作りたいと考えている人にとって、新たな角度からアピールできるこのサービスは心強いものとなりそうです。
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