液晶テレビよりも消費電力の低いプラズマテレビをパナソニックが発売へ
液晶テレビと比較して高いコントラストや高い動画表示性能、長寿命といった長所があるとされるものの、液晶テレビよりも高い消費電力がユーザーの購入意欲を削いでいた感のあるプラズマテレビですが、ついに液晶テレビよりも消費電力が低くなったプラズマテレビが登場することが明らかになりました。
かつて生産を手がけていたソニーや東芝などが液晶テレビに一本化する中、昨年から今年にかけて日立がパネルの生産から撤退、パイオニアが生産終了したため、国内メーカーで一貫して製造しているメーカーはパナソニックのみとなってしまったプラズマテレビですが、低消費電力をアピールすることで生き残ることはできるのでしょうか。
詳細は以下から。
消費電力4割減プラズマTV、パナソニック発売へ : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
読売新聞社の報道によると、パナソニックが現行モデルと比較して消費電力を約4割抑えたプラズマテレビを2010年春に発売するそうです。
新たに発売されるプラズマテレビは低電圧でも回路が動作するようになっているため、42インチモデルでも年間消費電力量が100ワットの白熱電球よりも少なくなるとされており、一般的な液晶テレビよりも省電力になる見通し。気になる1年間の電気代ですが、現行モデルより約1800円安くなった2700円程度になるとされています。
また、基幹部分は兵庫県尼崎市にある最新鋭の「尼崎第3工場」で生産し、製造コストを2割抑えるとのこと。
なお、11月20日13:00現在、パナソニックから正式発表は行われていません。
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