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任天堂、「Wiiの間」に続いて有料動画配信サービス「シアターの間」を年内に開始へ


任天堂が企業などと連携して無料の番組をWiiおよびニンテンドーDS向けに配信するサービス「Wiiの間」を今年の5月にスタートさせましたが、新たに有料の動画配信サービス「シアターの間」を年内に開始する意向であることが明らかになりました。

はたしてどのようなコンテンツを配信する考えなのでしょうか。また、現時点での「Wiiの間」の利用状況も判明しています。

詳細は以下から。
任天堂がWii向け有料動画配信サービス「シアターの間」を年内開始,放送事業者に積極的な参加を呼びかけ:ITpro

日本経済新聞社の報道によると、任天堂の岩田聡代表取締役社長は日本民間放送連盟が主催する第57回民間放送全国大会の講演の中で、Wii向けの無料動画配信サービス「Wiiの間」に続いて、有料動画配信サービス「シアターの間」を2009年内に開始することを明らかにしたそうです。


配信されるコンテンツの詳細は明らかにされていませんが、ゲームやアニメ、映像といった日本のコンテンツが海外で受け入れられていることを挙げた上で、将来的には海外での有料配信を検討しており、放送事業者に対しては過去に製作したアーカイブの配信も可能であるとして積極的な参加を呼びかけたとのこと。

気になる課金システムですが、月額課金などの定額制ではなく、コンテンツごとの課金が検討されており、現在バーチャルコンソールをはじめとしたソフトのダウンロード販売などに用いられている小額課金のシステムが用いられるとされています。

また、5月から提供されている動画配信サービス「Wiiの間」の利用状況については、「手ごたえはあるが未熟」と表現した上で、10月26日時点の利用者が248万人であると語ったそうです。

競合相手となるソニーのPS3やマイクロソフトのXbox360はすでにハイビジョン映像コンテンツなどの有料配信に乗り出していますが、はたして「シアターの間」はどれだけのユーザーに受け入れられるものとなるのでしょうか。

地上デジタル放送への移行によって急速にハイビジョンテレビが普及しているにもかかわらず、Wiiがハイビジョンに対応していないことを考えると、画質面ではなく、配信するコンテンツの数や料金面などで他社を圧倒する必要があるように感じられます。

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in ゲーム, Posted by darkhorse_log

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