ハードウェア

ケーブルの代わりに「人体」で通信する機器が発売へ、将来的には映像や音楽の伝送も


USBやLANなど、ケーブルを用いた通信方法はさまざまですが、ケーブルを使わずに人体で直接通信する機器が発売されることが明らかになりました。

なんと将来的には映像や音楽の伝送にも対応するようになるとのことですが、いったいどのようなシステムなのでしょうか。

詳細は以下から。
アルプス電気、人体通信モジュール開発:日刊工業新聞

日刊工業新聞社の報道によると、アルプス電気は人体を伝送経路にしてデータをやりとりする「電界通信」に対応したモジュールを2010年に販売するそうです。


このモジュールは人体の表層にできる電界層に微弱な電気信号を流すことでデータを伝送するというもので、モジュールを搭載した機器を装着した人が、同様の機器を装着した人や専用の装置に触れることで通信するとのこと。

そして製品化第1弾として、無線通信が使えない病院やセキュリティー用途での需要を見込んで、テキストや画像の伝送に対応した機種を市場に投入するとされており、映像や音楽の伝送が可能な上位機種も早期に開発する方針だそうです。

ちなみに以下のリリースによると、明日から開催される家電業界の見本市「CEATEC JAPAN 2009」において、外部機器が持つ情報やデータを、携帯電話などのユーザー端末へ情報として取り込むことができるデモンストレーションが行われるとされています。

アルプス電気 プレスリリース アルプス電気「CEATEC JAPAN 2009」出展のお知らせ

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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