「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョニー・デップと共演したオウムが警官相手に立ち回り
2003年の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」でジョニー・デップやキーラ・ナイトリーと共演したオウム・Chipが、飼い主を警官から守ろうとして大立ち回りを演じていたことが明らかになりました。Chipには特にケガもないようで一安心ですが、なぜそんな行動に出てしまったのでしょうか。
詳細は以下から。
Parrot attacks police who arrested owner | Mail Online
Chipは体長3フィート(90cm)、翼幅1.2mのコンゴウインコ。
9月11日、Chipは飼い主の女性の肩にのせられ、一緒にドライブを楽しんでいたそうです。ところがドーバー港で、飼い主が交通違反をしたとして止められてしまい、警官が車を回送すべく乗りこんできました。するとChipは飼い主を助けようとしたのか激しく暴れ、ハンドルを握っていた警官の指を端から端までつつき、手や腕をはげしくついばんで引っ掻いたそうです。
幸運なことにChipは逮捕されることなく、どこかの動物収容所に入れられるようなこともなく、飼い主の拘留が解かれるまでRSPCA(王立動物虐待防止協会)に預けられることになったそうです。
ドーバー港警察のSteve Masters氏は「飼い主の親戚がインコを引き取りに来たときに、このインコは映画に出演したインコだということを教えてくれたんだ。まさかそんな有名人だったなんて、ちょっとした驚きだったよ」と語っています。
日本で例えるなら、ソフトバンクのCMで有名な"お父さん"ことカイくんが誰かに噛みついたようなものでしょうか。
・関連記事
オウムにパスポートを持って行かれ帰られなくなった外国人旅行者 - GIGAZINE
自分の羽根でかゆいところをかいているオウムのムービー - GIGAZINE
パイレーツ・オブ・カリビアンのCGの中を覗き見 - GIGAZINE
アメリカのディズニー・ワールドでジャック・スパロウとして働いた男 - GIGAZINE
何気ない映像だが一体どうやって撮影したのか思わずうなってしまうような映画の名シーントップ50 - GIGAZINE
・関連コンテンツ