海賊版ソフトを再生できるようにゲーム機本体の改造を請け負っていた大学生が逮捕される
不正コピーしたゲームソフトを再生できるようにゲーム機本体を改造していた大学生が逮捕されたそうです。
ゲームメーカーによって「マジコン」など海賊版ソフトへの対策が行われていますが、国家機関による本格的な捜査が始まるのも時間の問題なのかもしれません。
詳細は以下より。
Cal State Student Arrested for Playing with Video Games | NBC Dallas-Fort Worth
この記事によると、金銭目的でXbox、Playstation、Wiiなどの不正コピーしたゲームソフトを再生できるようにゲーム機本体を改造していたとして、現地時間の8月3日にカリフォルニア州立大学の学生であるクリッペン容疑者が逮捕されたそうです。今後デジタル・ミレニアム著作権法違反、知的所有権侵害、著作権侵害などの容疑で起訴される予定で、最大5年の実刑判決を言い渡される可能性があるとのこと。
移民関税執行局はゲーム業界団体ESAからの通報をうけて捜査を開始。今年五月に捜査令状を取り容疑者宅を捜査した際、各社製のゲーム機を大量に押収していたそうです。
日本では今のところ改造すること自体は違法ではありませんが、海賊版を蔓延させる原因となることから今後取り締まりが強まることになるのかもしれません。
・関連記事
任天堂の著作権を侵害するとこのような「警告書」が送られてくるらしい - GIGAZINE
著作権の非親告罪化やP2Pによる共有の違法化は誰が言い始めたのか? - GIGAZINE
著作権侵害ファイルをダウンロードしていないのに金を払えと言われた - GIGAZINE
警察庁も参加する「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会」をJASRACが設立 - GIGAZINE
地方のテレビ番組などを視聴できるフリーのP2Pソフト「KeyHoleTV」に権利者団体から警告 - GIGAZINE
コピー機で出版物をコピーすると、自動的に著作権使用料を課金されるシステムが登場 - GIGAZINE
・関連コンテンツ