世界シェア1位のSamsungと3位のLG電子が液晶テレビ事業で提携
液晶テレビ事業で世界シェア1位のSamsungと3位のLG電子が提携を行うことが明らかになりました。
シェアが高いメーカー同士の提携ということになりますが、これにより国内メーカーの提携なども加速するのでしょうか。
詳細は以下から。
サムスンとLG、薄型テレビ用半導体で提携 ビジネス-最新ニュース:IT-PLUS
日本経済新聞社の報道によると、韓国のSamsungとLG電子が薄型テレビの基幹部品である画像処理用半導体の開発や生産で提携するそうです。
これはLG電子が北米やヨーロッパ、中国のデジタル放送形式に対応した画像処理用システムLSIの設計を手がけてSamsungの工場に委託生産するというもので、他にも小型液晶パネルの相互供給にも乗り出す方針であるとのこと。
なお、この提携により開発生産コストの低減が期待されており、早ければ2011年からこのシステムLSIを搭載した液晶テレビが市場に投入される見込み。
ちなみに以下のリンクによると2008年第4四半期時点の液晶テレビのシェアは1位がSamsung、2位がソニー、3位がLG電子、4位がパナソニック、5位がシャープとなっており、大阪府堺市に建設される新工場でシャープとソニーが液晶パネルの共同開発および生産を行うことが決定していますが、今後同様の協業や提携などが国内メーカーの間でも広まっていくのでしょうか。
Global Flat Panel TV Revenues Fall for First Time Ever in Q4’08; 40”+ and 1080p Over 20% of TV Shipments; Share of LCD TVs with 120 Hz+ Frame Rates Reaches 10% - DisplaySearch
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