日立が家庭用パソコン生産・開発から全面撤退
日立製作所がPCの生産から全面撤退するそうです。現在、業務用PCの生産はヒューレット・パッカードに全面委託していますが、残った家庭用のPCの生産や新規開発もやめるとのこと。国内メーカーは過当競争の中で競争力が低下しており、採算確保が難しくなっているようです。
詳細は以下の通り。
NIKKEI NET(日経ネット):日立、パソコン生産撤退・家庭用も開発停止
NHKニュース 日立 パソコン事業を大幅縮小
日本国内では大手電機9社全社が携帯電話を手がけ、8社がPCを手がけていることから市場で激しい競争が展開されています。国内メーカーは海外の大手に比べて規模やコスト競争力で劣ることから、事業の採算が低迷しているようです。
最近、三洋電機が携帯電話事業を京セラに譲渡する話がまとまったところでもあり、今後電機大手で大きな動きがどんどん出てくるかも知れません。
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