実用性十分、スーパーファミコンが小型デスクトップパソコンに改造される
1990年に発売された任天堂の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」を小型デスクトップパソコンに改造してしまった猛者がいるそうです。
カートリッジを光学ドライブにしたほか、無線LANをはじめとした通信機能を搭載するなどの本格的な改造が加えられており、なんと実際に販売されています。
詳細は以下から。
Asobitech - the Science of Play
このページによると、任天堂のスーパーファミコンの中身をノートパソコンのパーツに入れ替えて、小型のデスクトップパソコンに改造してみたそうです。
また、カートリッジ部分をDVD-RWドライブに改造することで、イジェクトボタンを使ってディスクを取り出せるようにしたほか、カートリッジ前部に小さな穴を開けることでWEBカメラを搭載しており、さらに無線LANやBluetoothといった通信機能にも対応しています。
これがベースとなったスーパーファミコン
Acerの低価格ミニノート「Aspire One」を分解したパーツを使用します。
改造中の様子
コントローラーのケーブルもUSBケーブルに改造
できあがりはこんな感じ。
背面にはディスプレイ出力やLANコネクタ、USBポート、電源ポートなどを備えています。
かつて秋葉原のT-ZONE. PC DIY SHOPがスーパーファミコンを改造して1GHzのVIA C3プロセッサや120GBのHDDを搭載するなどした「スーパーファミコン改」というパソコンをデモ展示していましたが、今回作られたモデルは1.6GHzのAtomプロセッサなどを搭載した「Aspire One」がベースであるため、より高機能であるようです。
なお、このパソコンはオークションサイト「eBay」に出品されており、6月24日11:30現在、350ポンド(約5万4860円)の値が付いています。
aaSNES1 SNES Super Nintendo PC Case mod + DVDRW drive on eBay (end time 28-Jun-09 08:21:20 BST)
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