ついに小型化されたB-CASカード「ミニカード」が登場
地上デジタル放送やBSデジタル放送、110度CSデジタル放送の暗号化を解除するために必要なB-CASカードが小型化されることが明らかになりました。
カードのサイズが大きいため、パソコン向けデジタルチューナーなどの小型化を妨げる要因となっていましたが、これで小型の受信機器が登場することになりそうです。
詳細は以下の通り。
(PDFファイル)小型B-CASカード(ミニカード)の導入について
このリリースによると、ARIB(社団法人電波産業会)が規格を改定したことを受けて、B-CAS社は「ミニカード」を導入することを決定したそうです。
これは現行のB-CASカードと同じ「シュリンクラップ方式」を採用したカードで、ユーザーがラップを開封してミニカードを取り出した上で受信機器に装着して使用するというもの。機能面では従来のカードと変わらないとされていますが、地上デジタル専用受信機に同梱される地上波専用のカードであるとのこと。
なお、従来のカードとミニカードのどちらを使用するかはメーカーが選択するとしており、ミニカードの登場時期は2009年11月ごろだとしています。
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