「泥に埋まったポニーを助けて!」救助要請を受け駆けつけた消防士が見たものは…
頭が良く温厚なため農耕馬や引き馬、乗馬として古くから愛されてきたポニー(肩までの高さが147cm以下の馬の総称)ですが、イギリスのハンプシャーにはあまりにも足が短すぎるため通りすがりの人々から泥に埋まってしまっていると勘違いされ、何度も消防署に通報されてしまったポニーがいるそうです。
通報されてしまうほど短足なポニーの衝撃の写真は以下から。Stuck in the mud? No, just a pony with tiny legs | thelondonpaper.com
「大変!ポニーが泥に埋まってるわ!助けてあげて!」
しかし近づいてみると…
のんきに草を食べている模様。
遠近感がおかしいようにも見えますが…
※ここまで近づいても泥に埋まっているようにしか見えない人は、クリックでさらに写真を拡大できます。
このポニーはシェトランドポニーとニューフォレストポニーの混血のメイフラワーちゃん、あだ名は「Shorty(チビ)」です。
参考までにこちらがシェトランドポニー。
長い毛と低い体高(肩までの高さが平均100センチ程度)が特徴。
こちらがニューフォレストポニー。
ポニーの中では体高が高く(約120~148センチ)足も長い。メイフラワーちゃんにはあまりその特徴は出ていないようです。
メイフラワーは極端に足が短く仲間のポニーの半分ほどの体高のため、遠くから見ると本当にぬかるみにはまってしまったように見えるとのことで、ハンプシャー消防署の動物救助課には今までに4件も「泥に埋まって身動きがとれなくなったポニーを助けてあげて」という通報が寄せられているそうです。これらの通報は善意のものなのですが、ハンプシャー消防署は近い将来この地域の動員方針を変え、担当者一人が先に通報の真偽を確かめたあとチーム全体を出動させるようにする予定とのことです。
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