Windows XPでも高速・大容量の新規格「SDXCメモリカード」が利用可能に
SDHCメモリカードの後継規格にあたる最大容量2TBで転送速度は毎秒300MBを実現した「SDXCメモリカード」が登場することを以前GIGAZINEでお伝えしましたが、新たなファイルシステムを採用しているため、残念ながらWindows XPではカードリーダーを購入しても利用できないと思われていました。
しかしマイクロソフトが公開した更新プログラムによってWindows XPでも「SDXCメモリカード」を利用できるようになったそうです。
詳細は以下の通り。
ダウンロードの詳細 : Windows XP 用の更新プログラム (KB955704)
マイクロソフトの公式ページによると、2009年1月26日にWindows XP向けの更新プログラム「KB955704」が公開されたそうです。
これは「SDXCメモリカード」がサポートしているフラッシュドライブ向けファイルシステム「exFAT」をWindows XPで利用できるようにするというもので、SP2またはSP3をインストールしているWindows XPマシンにインストール可能。ファイルサイズは3.3MBでインストール後はコンピュータの再起動が必要となっています。
標準仕様が2009年第1四半期にリリースされる予定であるため、実際に製品が登場するのはまだまだ先であると思われる「SDXCメモリカード」ですが、これでXPユーザーでも安心して登場に備えられるようです。
・関連記事
世界最大容量となる2TBのHDDがいよいよ本格発売、予想外に安価か - GIGAZINE
サンディスクが圧倒的な高速性と長寿命を実現した安価なSSDを発表、古いPCでも利用可能に - GIGAZINE
転送速度10倍の「USB3.0」は期待されているほど速度が出ない? - GIGAZINE
転送速度はHDDの20倍、今までの常識を覆す速度のSSDが登場へ - GIGAZINE
・関連コンテンツ