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あの「阪神・淡路大震災」で本当は一体何が起きていたのか、その真実がよくわかるムービー集


1995年1月17日午前5時46分52秒に発生した大地震、それが「阪神・淡路大震災」です。

この大地震が発生した直後のNHKの第一報、さらにその後、夜が明けるにつれて少しずつ判明していく被害の実態、関東ではあっという間に特番体制からCM放送ありの通常放送に移行したものの、関西ではその後も延々と地震関連情報が流され続けていたこと、そのときのACのCM、世界中で報道されたNHK神戸放送局で地震に見舞われた男性のその後、さらには淡々と流れ続ける当時の状況を記録したラッシュテープなど、いろいろと集めてみました。

真実の姿の再生は以下から。
YouTube - 阪神大震災第1報(0:33)

この時、ちょうど大阪にいたのですが、すべての食器棚が倒れ、すさまじい轟音とともにすべての電気が停止、最初は地震だとは全くわかりませんでした。停電していたので家の中で何が起きているのかもわからず、とにかく懐中電灯を探し当てて部屋の惨状を確認。家族の声が聞こえたのでとりあえず全員無事であることまでは確認できたのですが、外が明け方なのに冬なので完全な暗闇になっており、「とにかく何か地震が起きたらしい」ということまでしかわかりませんでした。

YouTube - 阪神淡路大震災の報道 1 of 4(6:33)

NHK大阪の中継カメラによる阪神高速の映像、大阪市消防局からの連絡によって住之江区内で火災が発生していることがわかり始める。この時点では警察に被害の連絡は来ていなかった。地震直後の大阪放送局報道部4回に取り付けられているカメラの映像で大阪の様子がわかります。また、すべての近畿地方の高速道路が通行止めになっていることがわかるが、なぜ通行止めになっているかはこの時点では不明。大阪では震度4であった。そして東京に放送が戻り、しばらくしてから神戸が震度6であることが確認される。

YouTube - 阪神淡路大震災の報道 2 of 4(8:07)

まもなく6時半、大阪市内では平静を取り戻していると報じられるが、ここから本当の被害がわかり始める。市民から寄せられた情報により、神戸では高層住宅が倒壊していることがわかり始めるが、この段階ではまだ「けが人」とされていた。また、この後、世界中で放送されるあのNHK神戸放送局の衝撃的な地震の映像がここで流れる。神戸市内7カ所から火の手が上がっているという情報がここでついに流れる。そして、神戸上空からの想像を絶する火災の様子が放送される。ここで初めて、ビジュアル的に「大震災である」ということがはっきりと認識され始めた。

YouTube - 阪神淡路大震災の報道 3 of 4(8:14)

ヘリコプターからの映像が続く。つぶれた自動車、倒れた橋脚、火災、煙、倒壊した家屋、さらに上に淡々と流れ続ける死亡と生き埋めのテロップ。最後に道路が倒れて壁のようになっている映像。

YouTube - 阪神淡路大震災の報道 4 of 4(9:33)

火災の映像。NHKの職員の話によってさらに詳細な実態がわかる。木造の住宅が100棟以上完全倒壊していたりすることが発覚。消防士が右往左往している様子が映る。また、神戸の生田神社がぺしゃんこにつぶれている衝撃的な映像。大阪市営地下鉄は全部停止。走行中の電車が脱線して動けなくなっている事故も続発。駅のホームに亀裂、線路が歪むなどの被害も。橋桁の落下事故やガス漏れによって、移動に気をつけないといけない状態であることがわかる。

YouTube - 阪神大震災 報道とは?カメラ撮るヒマあったら手伝え!(6:35)

傾いた阪神高速道路、おしつぶされたトラック、原形を留めていないバス、断水しているため消火活動ができず燃え広がり続ける火事、過去の災害と比べものにならないレベルであることがわかる。避難所となっているグランドの隣が大火事。「カメラ撮るヒマあったら手伝え!」という言葉。午前8時半、全国ネットの報道特別番組がスタート、すべてのCMが休止して臨時番組に。しかし特番から2時間後にTBSがCMを復活させる。一方、大阪MBSは画面が突然静止画に。この時点でMBSはCMを入れないことを決断。以後、43時間にわたってCMなしの放送を続ける。CMを流している枠には交通復旧情報、ガスや停電の情報、臨時電話、休校、断水などを放送した。まだインターネットが普及していなかったので当時のテレビの役目は重要だった。午後3時、長田区は未曾有の大火災による炎上を続けており、焼け野原に。

YouTube - 阪神淡路再震災 NHK あの動画のその後(1:19)

NHK神戸放送局の職員がどうなったのかという貴重な映像。

YouTube - 阪神・淡路大震災 高速道路の被害状況 Earthquake in kobe(4:13)

阪神高速道路が悲惨なことに。また、道路から飛び出して今にも落ちそうになっているバス。大量の緊急車両が走っていく。

YouTube - 阪神・淡路大震災 神戸市中央区の被害状況 Earthquake in kobe(3:16)

市内のあらゆるところで建物やビルが倒れている。阪急三宮駅も崩壊寸前。線路は曲がってめくれ上がり、鉄橋が落ちている。折れ曲がった鉄塔、つぶれたフロア。「この立派な神戸がな、夢やったらええのにな、夢やったら」と泣きながら訴えるおばあさん。最後に出てくる「道路を塞ぐ形で根こそぎ折れてしまって横倒しになったビル」の映像が衝撃的。

YouTube - 阪神・淡路大震災 淡路島の被害状況(4:27)

大きくずれた野島断層の様子。そしてめちゃくちゃになっている淡路島。

YouTube - ドキュメンタリー(1:30)

「阪神大震災全記録」の中で最も有名なシーン。安否不明の親戚の身を案じてやってきた男性の元に、さらなる悲痛な知らせが届く。

YouTube - 1995年 阪神淡路大震災時 AC CM(1:15)

この大震災時にテレビで流れていたCM。特に後半の震災用に新しく作成されたACのCMが印象的。

YouTube - ナショナル「1月17日に生まれた命」(1:01)

ナショナルのおそらくは関西限定で流れていたのではないかと思われている震災後のCM。震災当日の1月17日に生まれた赤ちゃんが1年後の平成8年にどうなったのか、次々とそれを示す映像が出てくる。

そして、よみうりテレビのラッシュテープにほとんど近いものをまとめた「阪神大震災全記録」という番組。阪神大震災から10年の節目に再放送されたもの。かなり衝撃的な内容となっており、当時一体何が起きたのかを一番そのまま、真実の姿で伝えた名ドキュメンタリー。最初の方こそBGMなどが入っているが、段々と消えていき、淡々と映像が流れ続ける。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (01)(9:53)

コンビニの防犯映像に映し出された地震発生直後の映像、そして神戸市兵庫区塚本通1月17日午前6時頃の火災の様子。すべてはここから始まる。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (02)(9:47)

神戸市長田区菅原通1月17日午前6時30分、あちこちが大炎上する中、消防車と消防士たちが立ち向かう。これまでに見たことのない規模の火災、それをただ見守るしかない人々。断水のためホースから水が出ない様子が一部、記録されている。また、消防用のホースの途中が破けてしまって勢いよく水が吹き出ている様子も撮影されている。ヘリコプターからの映像の下ではこのような状態が繰り広げられていたという記録。懸命な消火作業が淡々と映し出される。さらに映像は神戸三宮1月17日早朝へと続く。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (03)(9:26)

町が崩壊している様子がわかる。いたるところにがれきの山。アーケードも崩落。大きなデパートやスーパーのフロアは軒並み押しつぶされている。次々と倒れているビルが映る。神戸の生田神社がぺちゃんこに。道路に無数の亀裂。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (04)(9:17)

阪神高速道路神戸線1月17日午前。尼崎上空にて火事の煙が見える。交通はマヒした状態。大型バスが落下寸前で停止している様子。おしつぶされたトラック。そしてバスの運転手がインタビューに答えている。地震が発生して走行中にバスのブレーキを踏み、そのまま停止した途端に目の前で道路が落ちたとのこと。目の前を走っていた自動車が落ちるところを目撃、自分のバスも落ちたと思ったらしい。そして神戸市兵庫区1月17日早朝の火災映像へ。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (05)(9:58)

押しつぶされた家のがれきから、下敷きになった老人を救出。着の身着のままでうろつく住人たち。一階が崩壊したビル。大開通では道路が浸水して自動車が沈んでいる。次にシーンは神戸市長田区1月17日午後に。燃えさかるマンション。付近も燃えている。どこかで自動車のクラクションの音が鳴り続けている。爆発する音。斜めになって今にも倒れそうなビル。高架下から次々と人々が逃げ出てくる。避難所に人が集まり始める。商店の1階がつぶれている。海水を船で上げてポンプ車で圧力をかけて放水する相談。風呂屋の重油に万が一燃え移ってしまうと爆発する恐れがあるので避難。神戸市長田区の上空を飛んでいる映像。木造の民家が密集していた地域が燃えている。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (06)(9:05)

神戸市東灘区深江本町1月17日午後、先の「ドキュメンタリー」映像でも出てきた男性のシーンが有名。阪急電車今津線(宝塚市)1月17日午前、走行不能状態に陥った阪急電車の車両が映る。阪急電車の車両内には血痕がある。西宮市(171号線、新幹線高架)1月17日夕方~夜、自動車で避難する人々の群れ。だが大渋滞で前に進めない。その間をバイクが次々と進んでいく。市内は停電、そして断水も続いている。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (07)(9:18)

芦屋市打出町1月17日夜、がれきの下に埋まった人を救出する作業が続く。生き埋めになっており、声は聞こえるがまだ救い出せない。午後8時50分、一人救出。家族が号泣。神戸市長田区1月17日深夜、火災はまだ続いている。消火は一向に進まない。見渡す限り炎しか見えない地獄絵図が延々と続く。ホースからはもう水が出ない。火の勢いはとどまるところを知らない状態。消火作業が再開されるが、焼け石に水状態。近くの路上に毛布にくるまった人がいる。神戸市長田区1月18日早朝、煙だらけでよく見えない。アーケードが崩壊している。家が丸焼けになっていた状態を目の前で見た人が出てくる。歩けない子どもを抱えて出てくるので精一杯、九州の親元へ一度帰る予定。一晩も経たないうちに10年住んでいた家を失う。崩れた家の残がいから何かを懸命に探す老人が最後に映る。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (08)(10:03)

朝4時に岐阜県を出発して弟の自宅を見に来た人。両親が二人埋まったままだが助けようにも助けられない。応援が全然来ない。行政機関にお願いしても「私の部署ではない」と言って逃げるばかりで指揮がなっていない。神戸市東灘区1月18日早朝、東灘区災害本部から避難勧告が出ていることを知らせている。ガスタンクに亀裂が入っており、爆発の恐れがあるため至急避難するようにという避難勧告。2号線より北側へ避難。阪神電車御影駅付近が映る。ガス漏れの避難命令で逃げてきた人へのインタビュー。情報がきっちり伝わらないのでみんな「誰か言ってた」などの情報で動くしかない。家は全壊しているのでもっていくものがなく、最低限、ふとんだけを持っている。小野柄小学校(神戸市東灘区)1月18日早朝、消防車と救急車の走り回るサイレンの音が響き渡る。死者1200人超すという毎日新聞の一面。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (09)(9:45)

自動車の中で新聞を読んで情報を得る人。自衛隊のヘリコプターが飛んでいる。学校の校庭が自動車だらけに。建物の中から外に出てきた人にインタビュー。建物が揺れると恐いと子どもが言うので外へ。外なら建物の下敷きになることはないため。毛布はお年寄りと子どもの人だけに配布。おにぎりなどの配布はなしで何も食べていない。食べようと思っても食べる気になれない。食べ物の整理券をもらったが食料を配布する人が来ない。水が出ないのでトイレに行っても汚れっぱなし。自宅である市営住宅の中はめちゃくちゃ。14階建ての7階だったので家がつぶれるかと思った。神戸・三宮1月18日午前、火事。消火作業が続く。その最中についに爆発、カメラマンも消防員も避難。ものすごい火の手、現場から10メートル付近。今朝方の余震でバーンという音とともに火の手がさらに上がる。消防隊が一斉に集まってくるが火の勢いが弱まらない。上空で旋回するヘリコプターの音が聞こえないぐらいで火柱が10メートルほど上がっている。JR三宮駅の商店街を一歩入ったところ。朝から風の勢いが強まっていたので煽られてさらに火の勢いが強くなる。撮影中に左側から火の手が回ってきたので現場から撤退。後退しながら撮影。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (10)(9:06)

若者数人が火災現場に飛び込んでいく。警官が必死に若者の突入を制止しようとしている。道路へ向かって完全に倒壊したビル。芦屋市1月18日午前、炊きたてのご飯が配られる。容器がないのでラップで包んで渡す。お米を炊くために船の水を厚意でもらってきて、米はこぼれていない米をみんなで持ち寄ってきて炊いた。困ったときはお互い様。水が来なければ次はいつ食べられるのかわからない状態。神戸市東灘区1月19日午後、灘中学校・灘高校付近。生存者名簿が貼り出されている。体育館の中には棺が無数に並んでおり、その側で泣いている人がいる。神戸市長田区1月19日午前、隣が焼け残っていたが何者かがガラスを割って侵入しようとした形跡がある。警察に夜間パトロールしてもらう必要がある。親元が焼けたが自分の所だけが焼け残ったのに火事場泥棒がいるような雰囲気、盗られたわけではない。夜通し見張っているわけにもいかない。近所のファミリーマートでは地震直後に略奪があったと聞いている。無法地帯にはなって欲しくない。食料も水も不足しているのが現実。

YouTube - THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE (11)(8:17)

西宮市中央体育館1月18日午前5時、体育館のフロアの上にびっしりと人が避難している。足の踏み場もないほどの密集状態。そして遺体置き場。西宮市仁川百合野町1月18日、救出作業中。一人運び出される。家族のアルバムが残った。そしてラストシーンへと続く。

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in 動画, Posted by darkhorse

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