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地名の由来がわかる「真の名の地図」登場


地名を由来に忠実に表記した地図「Atlas of True Names」を発売されました。普段意味を考えずに使っているシカゴやパリなどの地名に実はこんな意味があったのか、と話題を呼び、人気商品となっているようです。

詳細は以下から。In Place Names, Old Meanings Made New - The Lede Blog - NYTimes.com

Atlas of True Names

イギリスのKalimedia社が発売したこの地図、ヨーロッパ地図と世界地図があり、価格は各4.99ポンド(約668円)とのこと。

こちらが世界地図。


これがヨーロッパ図。


シカゴは「Stink Onion(くさいたまねぎ)」パリは「City of Boatmen(ボートこぎの街)」など、有名な地名に意外な意味があって面白いです。地図にはインデックスも付いていて地名の由来が説明されています。

英語圏では由来そのままの「Salt Lake City(塩湖の街)」「New Found Land(新たに見つかった土地)」など現在の地名が載っている所もありますが、モントリオールは「Royal Mount(王家の馬)」と翻訳されていたりするので、ヨーロッパ語族の地名は語感から英語訳を推測するのも面白いかもしれません。ムンバイは「Good Bay(良い湾)」、ユカタンは「I Don't Understand You !(何言ってんだかわかんねーよ!)」、ソマリアは「Go and Milk!(行き、乳を搾りなさい!)」など、なじみのない言語の地名は「そういう意味だったのか!」という驚きがあります。

日本の地名は漢字なので由来が推測しやすいですが、この地図では「Fortune Mountain(富山)」「Fragrant River(香川)」「Knowing Love(愛知)」などと表記されるのでしょうか?言語学に興味がある人や歴史好きの人へのプレゼントにはぴったりかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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