火炎瓶を投げ合うケンカに不平等な判決が下される


二人の男が火炎瓶を投げ合うケンカをして逮捕されたのですが、普通ならケンカ両成敗のところ、両者の罪がなぜか違ってしまいました。どういう基準で判断が変わってしまったのでしょうか。

詳細は以下。


News: Police: Men tossed Molotov cocktail | molotov, robinson, chipley - News - NWFDailynews.com

事件はフロリダ北部のChipleyという街でおこりました。ケンカの原因については明らかにされてはいませんが、まずBrandon Ramseyが火炎瓶を製造して、Hayes Robinsonに投げつけましたがその火炎瓶はうまく炎上しませんでした。しかしそんな危険な物を投げつけられて怒ったHayesは自分も火炎瓶を製造、Brandonの家の玄関に投げつけて炎上させました。

問題は逮捕されたあとの罪状。Brandonのほうは放火未遂、爆発物の製造と所持、コカインの所持なのですが、Hayesに対しては致死性武器による悪質な襲撃、爆発物製造とかなりの差がついてしまいました。

要するに火炎瓶がうまく燃えたか燃えなかったかでまったく違う結果となってしまったのですが、厳密に考えるとこれで正しいといえるのかもしれません。

※日本では火炎瓶は「炎上するが爆発しない」ということで爆発物とされていませんが、フロリダ州法ではFirebomb=爆発物とされるそうです。

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in Posted by darkhorse_log

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