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NTTドコモ、Googleの「Android」を搭載した安価で高性能な携帯電話を発売へ


以前GIGAZINEでNTTドコモが携帯電話の基本設計を抜本的に変更して、2010年までにGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用した携帯電話を発売する意向であることをお伝えしましたが、ついにその詳細が明らかになりました。

どうやら高機能と低価格を実現したAndroid携帯電話が1年前倒しして登場することになりそうです。

詳細は以下の通り。
ドコモが「グーグル携帯」 無償ソフト採用、低価格で09年発売

日本経済新聞社の報道によると、NTTドコモは10%強を出資して協力関係にある韓国2位の携帯電話会社「KTフリーテル」と連携してGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用した携帯電話を開発するそうです。


端末価格は従来と比較して2割ほど安くなるほか、端末の開発には国内外のメーカーも参加するとのことで、タッチパネルやフルキーボードを搭載することでブラウジングだけでなくGoogleの検索サービスやYouTube、Gmailといったサービスが容易に利用できるようにするとのこと。気になる発売時期ですが、2009年を目指しているとしています。

ちなみに今年の9月に発表された世界初のAndroid携帯電話となるHTC製の「G1」はQWERTYキーボードに320×480の3.2インチタッチスクリーン、オートフォーカス対応の320万画素カメラ、Bluetoothや無線LAN、加速度センサーといった機能を備えたバランスの良いモデルであるにもかかわらず、製造原価が非常に安価であることで知られる「iPhone 3G」を下回る1万7000円程度に抑えられていることを考えると、新たに開発される安価で高性能なAndroid携帯電話は、NTTドコモのキラー端末となりうるのかもしれません。

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in メモ,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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