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ソフトバンクモバイル、2008年秋冬モデルを発表


ソフトバンクモバイルが本日、2008年秋冬モデルを発表しました。

世界最大となる超高解像度液晶を搭載した「AQUOSケータイ FULLTOUCH」やiPhoneキラーと目される「OMNIA」、HTC製のスマートフォン「Touch Pro」と「Touch Diamond」に加えて、新たなPANTONEケータイ、ソフトバンクモバイル初のカシオ端末などがラインナップされており、圧倒的な布陣となっています。


また、新たに「モバイルウィジェット」の提供が行われ、mixiやニコニコ動画、モバゲータウンなどと強力に連携を行うとのこと。

詳細は以下の通り。

2008/10/30 15:56、質疑応答を追加
AQUOSケータイ FULLTOUCH(931SH)


3.8インチ、1024×480の液晶搭載


横幅52mm


「モバイルウィジェット」に初対応


まさに全部入り


SamsungのiPhoneキラー「OMNIA」登場


タッチパネルを積極的に活用。


顔認識や逆光補正に対応した515万画素カメラを搭載。


X04HTとX05HTとして、Touch DiamondとTouch Proが登場


新感覚インターフェース「Touch FLO 3D」で快適操作


ブラウザとしてOpera 9.5を採用



予測変換や連文節変換にも対応


フルキーボードモデル「Touch Pro」


4つの機種の位置付け


携帯電話で本格的なウィジェットを利用可能に


最初に提供されるウィジェットはこんな感じ。mixiのウィジェットまであります。


ニワンゴ、mixi、モバゲータウンを展開する「DeNA」などがインターネット・パートナーに


モバゲータウンのウィジェットで提供される内容


「ニコニコ動画モバイル」のウィジェットも。なんですかこれは…。


日本最大級のSNS「mixi」もウィジェットで利用可能に


世界最大のSNS「マイスペース」のウィジェット。多くのミュージシャンも参加しています。


Yahoo!JAPANもウィジェットを提供。基本サービスをすべて利用可能に。


位置情報を使って周辺情報を簡単に検索可能


暗いところでも撮影できる高感度CCD、800万画素カメラを搭載した薄型シャープ端末「930SH」


CASIOが初参入。500万画素を超える「美撮りエンジン」を搭載した830CA登場。


着せ替えケータイ第2弾「fanfun.2(830T)」。13種類のインナーを同梱。


こちらはセキュリティ機能を強化したティーンエイジャー向けの「fanfun.petit(831T)」


見やすく押しやすい「快適タッチボタン」を採用した「830P」


15色の「NEW PANTONEケータイ(830SH)」登場。お年寄りでも使いやすい「GENT」も。


液晶が鮮やかになりました


NOKIAから「N82」とフルキーボード搭載の「E71」が登場


プリモバイル「730SC」


MicroSDメモリカードを挿入するとUSBメモリとしても使えるデータ通信端末「S01SW」


これが全機種です。


メールアドレスだけでプレゼントを贈ることができるサービス「SoftBank Gift」


ソフトバンクユーザーに「お父さん」からクリスマスプレゼント。セブンイレブンで受け取り可能。


「iPhone 3G」の新サービス発表


全国3500ヵ所にある公衆無線LAN「BBモバイルポイント」が無料に


マクドナルドや空港内ラウンジ、JR駅構内など幅広いスポットで利用できます


アプリケーションも続々登場


ついにワンセグチューナー登場


iPhone 3Gを充電することも


小型、軽量で持ち運びやすい


絵文字にも対応


823SHのTiffanyモデルも登場するそうです。


・質疑応答

Q:モバイルウィジェットについて対応機種がまだ一種類で今後の広がりが見えないが、プラットフォームとしてどう広げていくのか。世界展開を考えているのか?
A:シャープの今後の機種に続々とこの機能が追加され、主要なメーカーについてもほとんどこの機能が搭載される。今回は冬の発表会だが、続々とプラットフォームとして展開していく。世界展開についてはウィジェットが共通プラットフォームになり、世界最大のウィジェットプラットフォームができる。

Q:ニコニコ動画やモバゲータウンが中国で使えるようになるのか?
A:そうです。日本のそういうサービスが世界に展開できたり、逆に世界のモノが日本にもやってくることになる。

Q:ハイエンドからラインナップが充実しているが、ソフトバンクモバイルとしては販売の見込みをどう捉えているのか。また、ハイエンド系としてスマートフォン系が4機種あったが、ソフトバンクショップのスキルアップとか販売サポート体制はどうなっているのか。あと、iPhone 3Gを地方に持って行くとかなり使いにくさを感じるのだが、全体の何パーセントがハイスピードエリアになっていて、今後はどのように展開するのか、以上3点。
A:ソフトバンクは攻め一辺倒ということで、とにかくお客さまに新しい端末・新しい機能を何が何でも広めていく。来年、再来年には製品のロングライフ化を進めていきたいし、オープンプラットフォーム化も進めていきたい。製品が陳腐化していくのではなく、ファン層を開拓していきたい。パントーンは息が長いし、とにかく息を長くして定番化し、ハイエンドや着せ替えなどもすすめていく。デザイン・機能・使い勝手にもこだわる。
 スマートフォンの販売サポートについては「iPhoneマスター」という制度を10月に作った。今、1万数千名のiPhoneマスターがいる。この販売スタッフは特別なトレーニングとサポートを徹底的に研修し、自らが毎日使う状態をプログラムに導入している。50種類、100種類のアプリを個人で使って、その感動をお客さまに伝える。そういう風にして培ったノウハウはスマートフォン全体に適用できる。もっと広く、もっと深いインターネットマシン化を会社として目指すのがポリシーなので、徹底的にこだわっていきたい。
 ハイスピードエリアについては80数パーセントのデータカバーエリアについてはHSDPA化がなされている。

Q:人口カバー率ですか?
A:人口カバー率ではなくトラフィック量に占める3Gの割合。

Q:保証について。買い換えサイクルは30数ヶ月となっていて、来年2月に改訂予定の安心保証パックが498円で展開されているが、ドコモやauのように315円で展開する予定はあるのか。また、買い換えサイクルが長くなっている中で1年保証を3年保証にする予定はあるのか。
A:安心保証パックは保守サービスだけではなく、その他のさまざまなサービスをまとめてパック化している。安心と保証をいくつも複数まとめてパック化している。値段は単なる保証パックとの比較ではなく、フルパッケージでの比較となる。
 端末補償期間などの詳細は担当の者に確認して欲しいが、より安心して長く使ってもらえるようにさまざまな機能と機種変更をするときにポイントが自動的に付与されるなどの魅力が満載のパッケージになっている。

Q:今年は特に消費環境が極めて厳しい年末商戦になるが、消費者が何にボーナスを使おうかというときに、携帯電話市場にどれだけ振り向けるかという事が問題になるが、年末商戦を勝ち抜く自信は?
A:方針として常に感動を提供し続ける、インターネットを進化させ続けるという目標を持っているので、新しいスタイルの携帯を発表した。17ヶ月連続して純増ナンバーワンになっており、満足度やブランドイメージについても毎月向上し続けている。景気や経済の動向の問題はいろいろあるが、せめて携帯で楽しく過ごしていただきたいというのを推進していきたい。
Q:今年はキビシイか?
A:ソフトバンクとしてはユーザー数の累計が収益に直結する。端末の販売は割賦化で長期化しているが、2年前から行っているのでちょうど2年満期になるお客さまが続々やってくることになり、機種変更も延びると思われている。

Q:USB型のモデムの料金プランについて。パソコンの定額プランは現在、ソフトバンクモバイルにはないのだが、12月までに用意されるのか?
A:後ほど正確にお伝えする、暗記していないので。パソコンでエンドレスに使うとトラフィックも食ってしまうので、ああいうモノの一番の使い方は、フルに動画のサイトだとかインターネットをガンガンと毎日見たいというような使い方ではなくて、旅先だとか街角だとかでノートPCを持ち歩いている営業マンなどが便利に使えるようにしたいという考え。ソフトバンクのWiFiのホットスポットが全国にあるのでそれを使って欲しい。あと、他社さんのPC用のデータカードの場合も動画サイトにはアクセスできないなどの制限があるが、実態として、データカードとして海外で使うと何百万円にもなるので、あくまでもオススメの使い方としてはやはり営業マンのようなスタイルを考えている。つまり、動画とか重たいモノを常時家でつないで閲覧するという使い方はオススメしない。

Q:スーパーパックについて。2年分割のスーパーボーナスを取り入れたが、そこで他社さんでやられているのは、新規やMNPだと安くなると言うのをやっている。ソフトバンクモバイルがせっかくつかまえたユーザーへの割引や特別なキャンペーンなどは考えているのか?
A:キャンペーンはソフトバンクは非常に得意ですから、常にさまざまなキャンペーンをしています。2年間の割賦販売を過ぎた人が慌てて他社に移りたいという人がどれだけいるかは疑問。それよりも割賦販売が2年前に始まったが、そのさらに数ヶ月前に割賦販売のテスト販売をやっており、そのテスト販売のユーザーは既に2年を過ぎている。この2年を過ぎたユーザーの動向に注目しているが、解約して他社に行くという兆候は見られない。タダトモができて、家族無料だとか、そういうのは我々にマッチングさせて他社からも出てきたが、家族以外で無制限で夜9時まで何時間でも無料でしゃべれるというのは他社ではしていない。せっかくタダトモが増えた人が、自分だけ抜けるというのはできないので、案外満足していただけて、そのまま使い続けるお客さんがほとんど。常時さまざまな形でキャンペーンはやっている。キャンペーンが一番得意なのはソフトバンクだという自負心がある。

・つづき
本日発表されたソフトバンクモバイル2008年秋冬モデルの全機種全画像・前編 - GIGAZINE

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in メモ,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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