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日立が極薄で超軽量、高画質な液晶テレビを試作、消費電力も半分に


日立が従来の半分以下の極薄で超軽量、高画質な液晶テレビを試作したそうです。

また、消費電力も従来の半分と、大幅に削減されているとのこと。

詳細は以下の通り。
最薄部15mmの次世代省電力液晶テレビや超解像技術、放送と通信の融合・連携に対応したネットサービスなど「CEATEC JAPAN 2008」の日立ブースにおいて次世代技術や製品を出展

このリリースによると、日立は9月30日(火)から5日間、幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2008」において、従来の最薄モデルであった「Wooo UTシリーズ」をさらに進化させた37インチの液晶テレビの試作機を参考出展するそうです。

これは3原色のRGB_LEDバックライトを搭載することで、従来の「Wooo UTシリーズ」が厚さ35mmであったのに対して15mmまで薄型化したほか、重さも10kgになっており、HDTV比150%以上の高い色再現性を実現したモデルとのことで、2007年比で2分の1となる低消費電力も実現しているそうです。


ソニーが11月10日から発売を予定している最薄部9.9mmでモニター部分の重さが12.2kgとなる「世界最薄・最軽量」のフルHDテレビに厚さでは引けを取りますが、10kgと軽量であるため、壁掛けなどにはちょうどいいかもしれません。

また、「CEATEC JAPAN 2008」の日立ブースでは、家族や友人のパソコンや携帯電話から送られたムービーや写真などをテレビで楽しめる日立独自のネットテレビ向けサービス 「ビデオdeメール」を体感できる展示や、テレビ映像のようにさまざまな解像度が混在する動画をフルハイビジョンテレビで楽しめる独自の「超解像技術」の展示も行うとしています。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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