「水筒」を選ぶとき、どのような点に気をつけるべきなのか?
通常、水筒を選ぶ際には色やデザイン・重さ・容量・保温機能などに着目していくわけですが、「安全」という観点に注目してみると、素材に関して気をつける点がいろいろとあるようです。
気をつけるべきポイントの詳細は以下から。
How To Choose A Safe Reusable Water Bottle. | The Good Human
最新の研究によると、塩素殺菌された水が赤ちゃんの心臓病の原因になるとされているとのこと。そのため、水を入れる水筒の選択もちゃんと考えた方がよい、と。
まず最悪の水筒から。最悪の水筒とは、使い捨てのペットボトル(ポリエチレン・テレフタレート)。
この種の素材は繰り返して使用するとDEHP(フタル酸ジエチルヘキシル)というものが溶け出し、発ガン性物質である可能性があるとのことです。
【PDFファイル】DEHP の摂取量及び排泄量データに基づくヒト PBPK モデルの検証
プラスチック可塑剤として生産量・使用量ともに最も多いDEHP(フタル酸ジエチルヘキシル)は内分泌攪乱物質の1つに数えられその環境中挙動や生体内分布、代謝に注目されている。一方、DEHP の代謝産物MEHPにおいては精巣毒性が疑われている。
また、ひび割れの内部で細菌が増殖したりすることもあり、健康には良くない、と。
次はいわゆるプラスチック製のよくある水筒。
これらはポリカーボネートで作られており、BPA(エストロゲンを模倣することができ、前立腺癌を引き起こす場合がある合成ホルモン)を浸出する場合があるとのこと。つまり、これも避けた方がよい、よくない、と。
そして次に出てくるのがアルミニウムでできた水筒。
メーカー名としてはSiggの水筒が代表的。内部にある目盛りは水をベースとした樹脂でできており、比較的安全らしい。
最も良い水筒はステンレススチールでできたもの。
メーカー名としてはkleen kanteenとなり、浸出が無く、壊れたり割れたりするのが非常に困難、要するにめちゃくちゃ丈夫であり、汚れにくいとのこと。
つまり、よい水筒とは「アルミニウム」あるいは「ステンレススチール」でできた水筒である、ということです。
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in メモ, Posted by darkhorse
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