代金が払われないため、300万円かけて作った部屋を自分で破壊する建設業者
温室と玄関の増築を頼んできた顧客が、部屋の完成後に代金を支払えないとわかったため、建設業者は1万5000ポンド(約300万円)かけて作った温室と玄関を大きなハンマーで破壊したそうです。
業者にとっては、折角作ったのにすぐに壊してしまうという非常に空しい行為ですが、ただ働きになってしまうよりはマシということでしょうか。
詳細は以下から。Pictured Builder demolishes own £15,000 handiwork after customer fails to pay bill the Daily Mail
建設業者のNigel Gray氏はウェスト・サセックス州のショーハムにある公営住宅で一週間の作業を行いました。しかし、作業を頼んだAnita Doveyさんが支払期限までに代金を納めず、夫が死んだため支払えないと嘘をついたそうです。
これを聞いたGray氏は代金の取り立ては無理だと認識し、従業員に大きなハンマーを持たせて、玄関の破壊と温室の撤去に向かわせました。
玄関を破壊する従業員。
万感の思いを込めて壁にハンマーを打ち付けています。
壁の破壊が始まると屋根がずり落ちてきました。
屋根が完全に落下。
「今後も同様にただ働きさせられるのを避けるためにはこれしか方法がなかった。仕事は最高の仕上がりだったので、壊れていく様子を見るのは心が痛んだが、やるしかなかった。」とGray氏は述べています。破壊と撤去作業には1500ポンド(約30万円)かかり、最終的には2万2000ポンド(約450万円)の出費となったそうです。
コメントを拒否しているDoveyさん。
公営住宅のスポークスマンは「借地人が家を改築するのは可能ですが、不幸にもプライベートな合意がうまくいかなかったようです。元の状態に戻すためにかかったコストはDoveyさんに請求される予定です」と述べています。
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