AppleのiPhone、ついに今年アジアで登場か

昨年6月末にアメリカで発売され、その後イギリスやドイツ、フランスなどのヨーロッパで順次発売されて人気を集めているAppleの携帯電話端末「iPhone」ですが、Appleによると2008年にアジアで発売するつもりだそうです。

いよいよiPhoneがアメリカ、ヨーロッパに続いてアジアを席巻するのでしょうか。

詳細は以下から。
米アップル、今年中にアジアでも「ｉＰｈｏｎｅ」を販売へ | テクノロジー | Reuters

この記事によると、AppleのCOO（最高執行責任者）は自社の携帯電話端末「iPhone」を2008年中にアジアで販売したいという意向を示したそうです。具体的な日程は明らかにしませんでしたが、年次株主総会で2008年にアジアにiPhoneを投入するつもりであり、いつかは中国やインドに進出すると述べたとのこと。

また、CEO（最高経営責任者）であるスティーブ・ジョブズは、2008年のiPhoneの販売目標である1000万台を達成できるという見通しを示したとしています。かなり強気ですが、アメリカで発売されて74日で100万台を売り上げたことを考えると、十分可能性はあるということなのでしょうか。

ちなみにAppleはすでにロイヤリティの問題から、2億人という世界一の加入者を誇る中国の携帯電話会社「中国移動（チャイナモバイル）」とのiPhone販売交渉を決裂させていますが、もし2008年中にアジアでiPhoneが発売されるならば、いったいどの国になるのかが気になるところです。

なお、Appleは日本のNTTドコモやソフトバンクモバイルとも本格的に交渉を行っているとのことなので、もしかすると日本での発売が実現するかもしれませんね。