偽物のフェラーリをオンラインで販売していたマフィアが逮捕される

上の画像の車にはフェラーリのエンブレムが取り付けられていますが、これはパーツを寄せ集めて作られた偽物。この偽フェラーリを売って多額の売り上げを得ていたマフィアが逮捕されました。

詳細は以下から。Would you mistake this for the real thing Italian police bust multi-million pound Mafia-run fake Ferrari racket the Daily Mail

逮捕されたときマフィアは40台以上のフェラーリをインターネットで販売する準備を整えている状態だったそうです。偽自動車は盗難車などから取り外したパーツなどから作られていて、マフィアの本拠地もあるアグリジェントとパレルモに主要生産ラインがありました。

上が本物で下が偽物のフェラーリ。

中古のアメリカ製ポンティアックがベースとなっていて「非常によくできている」と警察が述べるほどの出来。47万円ほどのコストで作られ、300～800万ぐらいの売り上げになっていたそうです。買い手は主に実業家や企業家で、本物を購入する余裕がないため偽物と完全に分かっていながら買っていたとのこと。

内装はこんな感じ。上が偽物で下が本物。

偽者と分かっていて買うほどの機能や安全性は無さそうなのですが、スポーツカーへの憧れというのはそれを乗り越えてしまうほど強いものなのでしょうか。