やたらリアルな怪獣襲撃映画「CLOVERFIELD」、あまりにリアルすぎて映画館に注意書き登場
アメリカでは1月18日から公開されており、日本でも今年の4月5日から公開予定の「CLOVERFIELD」(未知の巨大怪獣っぽい何かがニューヨークに上陸して大混乱というような内容らしい)ですが、撮影の手法がハンディカムで撮影したような感じを演出することでかなりリアルな雰囲気を出すことに成功してはいるのですが、あまりにも画面が揺れまくりなため、映画館の超大きなスクリーンで見ているとずーっとジェットコースターで揺れまくっているような感覚に陥り、人によっては想像を絶する体験を引き起こしてしまっているそうです。
詳細は以下から。
Cloverfield warning. on Flickr - Photo Sharing!
「CLOVERFIELD」を上映している映画館でチケットを購入する窓口らしき場所に掲示されている注意書きによると、この映画は実際に登場人物が手持ちのハンディカムで記録しているというような手法を採用しているため、副作用として、ジェットコースターに乗った際に発生する乗り物酔いと似たような経験を引き起こしてしまう可能性があるとのこと。
実際の本編映像の一部が海外のYahoo!で公開されており、それを見る限りでは確かに結構画面が揺れまくっています。
"Choppers":Cloverfield trailers and video clips on Yahoo! Movies
で、公開されたアメリカでの興行収入はどうだったのかというと、ぶっちぎりの1位、4100万ドル(約43.8億円)。
'Cloverfield' Pulls Down Monster $41M
事前に少しずつ気になる謎をネット上などで公開しつつも肝心のことは全くわからないようにするという宣伝手法がかなりヒットしたようです。
その際に使われたバイラルムービーがまとめて以下で紹介されており、再生も可能です。見る限りではどう見ても日本のゴジラに影響を受けているかのような感じが否めませんが、あえてそう思わせているだけなのかも。なぜか日本語のムービーなので状況を理解するのは簡単です。
Video Footage of Cloverfield Monster Destroying Chaui Station; Rob hired by Slusho | /Film
こうなってくると気になるのが日本での公開予定。アメリカでは既に上映されてしまっているため、日本で上映される4月にはもうかなりの情報やネタバレがネット上で出回ってしまう可能性が大です。今から楽しみにしている人は逆にあらゆる情報を絶つぐらいの覚悟がないとおもしろさが激減してしまうかも。
あるいは、そこを逆手にとって日本では米国版と似て非なるバージョンを上映するぐらいの意気込みが欲しいところ。
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