おでこをケガした建設作業員が「病院で無理やり直腸検査をされた」と訴える
建設作業員が、額をぶつけてケガをしただけだったにも関わらず、病院でケガとは無関係のはずの直腸検査をされたとして訴えを起こしています。男性に依れば、検査を受けることを拒否したものの、注射を打たれてなすすべがなかったとのこと。
Man: NY Hospital Forced Rectal Exam|ABC 7 News
http://www.wjla.com/news/stories/0108/488422.html(2008年1月19日時点のInternet Archive)
被害にあったのは建設作業員のブライアンさん(38)。現場で落ちてきた木製の梁が額に激突したため、ニューヨークのプレスビテリアン(長老教会)の病院へ搬送されたところ、眉の上を8針縫われたほか、ERスタッフによって、無理やり直腸検査をされたとのこと。
弁護士によると、「やめて欲しい」という懇願に対してERスタッフが「直腸検査をする」と言って譲らなかったため、ブライアンさんは医師を殴るなどして暴れたそうです。すると、ERスタッフはブライアンさんに鎮静剤とみられる注射を実施。ブライアンさんがぐったりとしている間に検査が行われたとのこと。病院側によれば、直腸検査は事故で脊髄を損傷していないか調べるために行ったものであり、無関係なわけではないそうです。
病院は訴訟の棄却請求をしましたが通らず、裁判は2008年3月31日から開始されます。病院の広報担当者は「事件の詳細についてコメントするのは不適当だと考えます。裁判にはメリットが何もないと信じていますが、最後まで争うつもりです」と述べています。なお、ブライアンさんの医師に対する暴行容疑については罪に問われなかったようです。
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