わいせつ図画公然陳列罪で「画像ちゃんねる」の管理人に有罪判決
昨年5月にわいせつ図画公然陳列の疑いで画像ちゃんねる管理人ら7人が逮捕された事件がありましたが、その管理人で運営会社「ティーネット」元社長に対する判決が17日横浜地裁でありました。懲役2年、執行猶予3年(求刑は懲役2年)だそうです。今後、画像投稿掲示板などの運営に影響がありそうな判決です。
詳細は以下の通り。
わいせつ画像陳列の正犯認定、投稿サイト管理人に有罪判決 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
読売新聞の報道によると、「広告収入を増やすため、わいせつ画像を閲覧させる掲示板を積極的に管理、運営していた」ことが認められたため、わいせつ図画公然陳列罪の正犯として「ティーネット」元社長の三条場孝志被告(35)に懲役2年、執行猶予3年が言い渡されました。ネット掲示板の管理人が同罪の正犯と認定されるのは異例のこと。
「画像ちゃんねる」は国内最大規模の画像投稿掲示板で、2002年12月ごろに開設され、06年には閲覧件数が7300万件を超えたそうです。三条場被告が07年5月に逮捕されたため7月に閉鎖されましたが、過去約3年間で1億円以上の広告収入があったそうです。
閉鎖された画像ちゃんねるを見に行くと「まもなく再開します」という1月17日付けのメッセージが見られるのですが、健全な画像投稿サイトとして復活するのでしょうか。
画像ちゃんねる
・関連記事
51才の男性にレイプされた16才の少女が死刑 - GIGAZINE
サウジアラビアにて10代のメイドさんが斬首刑になりかけている - GIGAZINE
30円盗んだえん罪で70年間拘留された女性 - GIGAZINE
Googleが日本の法律に従うならば、Googleは確実に違法 - GIGAZINE
強盗に入った少年らがペットの猫を電子レンジで殺害、ネットで批判続出 - GIGAZINE
Winny開発者に罰金150万円の有罪判決 - GIGAZINE
発売前の「少年ジャンプ」などをWinny上で配信したとしてユーザー3人逮捕 - GIGAZINE
Winnyで警視庁の内部情報1万件を流出させた警察官が初の懲戒免職 - GIGAZINE
Winnyで児童の個人情報流出、男性教諭が自殺 - GIGAZINE
リンクを張る行為は本当に犯罪の幇助行為になるのか? - GIGAZINE
自由や人権、貧困、暴力などについて訴える過激な広告いろいろ - GIGAZINE
タイ政府、国王が侮辱されたのでYouTubeへのアクセスを規制中 - GIGAZINE
町の犯罪率がたった一人の少年のせいで40%も上昇 - GIGAZINE
巨大企業から訴えられた場合になどに備え、いい弁護士を選ぶ方法 - GIGAZINE
・関連コンテンツ