冷蔵庫からマリファナと逮捕されないためのヒントを記したメモを発見

マンハッタンでマリファナを売っていた男の家にある冷蔵庫から、88ポンド(約40kg)のマリファナと、知人からもらったと見られる「麻薬取引で逮捕されないためのヒント」が発見されました。これを逆に利用することで、麻薬取引をうまく押さえることができるかも。

詳細は以下の通り。
POT LUCK RUNS OUT | By MURRAY WEISS and DAN MANGAN | New York News | New York City News | NY News

ニューヨークのミュージシャン、Peter Dagostino(56)の住むアパートを麻薬取締局が捜査したところ、複数の冷蔵庫から合計88ポンド(約40kg)のマリファナと、現金6万5000ドル(約800万円)を発見、男の口座には32万5000ドル(約4000万円)が入っていたそうです。さらに、仲間からもらったと思われる逮捕されないためのヒントを記したメモも見つかったそうです。メモには、「ドラッグであげた利益を遺贈品ということにして隠すために、亡き恩人を作れ」とか、「電話は危険だ」とかいうことが記されていたようです。

Dagostinoはマンハッタンに二つのレコーディングスタジオを所有していましたが、当局はドラッグビジネスを隠匿するためにやっていたことだと考えているようです。

Dagostinoは6月22日にマンハッタン最高裁においてマリファナの所有を認め、マリー・ヒルのアパートの退去とドラッグで稼いだ37万8000ドル(約4600万円)の支払いに同意しました。判決は9月24日に言い渡される予定です。

押収されたマリファナの量でいえばもっと多いケースはありますが、所有するスタジオを使って巧みにビジネスを隠匿していたあたり、かなり悪質です。