日本ファルコムの「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」をプレイしてみた
日本ファルコムから6月28日に発売された新作RPG「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」をやってみました。もうこれでもかこれでもかというぐらいの王道でベタベタなストーリー展開で有名なシリーズの3作目にあたります。
で、この「英雄伝説 空の軌跡」は確か前作で完結したはずなのですが、今回は次作「英雄伝説VII」へつながる物語という位置づけらしい。今までのシリーズと同じような感覚でプレイできるのに加え、今まで出てきたキャラクターの過去編みたいなエピソードがそこかしこに用意されているので、過去2作をやった人にとっては思わずニヤニヤしてしまうような展開が目白押しです。
というわけで、実際にどんな感じでニヤニヤしながらプレイできるのかをムービーとスクリーンショットで見てみましょう。
このあやしいのが今回の主人公、なぜか関西弁。
第一話と書いてあるが、この前に第零話があったりするのでここまでたどりつくまでに結構時間がかかる。
これがスタート地点、どこかで見たことがあるような気がしますが気のせいです、他人のそら似です
これが第一話の舞台。明らかに異空間。
もうちょっと進むとこういうシーンも出てくる。これは前作に出てきた海賊船改め現在は宅配便もどき。
明らかに「敵」っぽいのが登場、なんというべたべたな展開、たまりません。
お約束な展開、明らかにボスです。戦わずに逃亡したいのですが……。
これがド迫力の戦闘シーン、最小ターンでボスを抹殺するために必殺技を使いまくってみました。
ボスを倒すと封印石がゲットでき、拠点に戻ると解放できます。すると中から前作の仲間が現れるという仕組み。
仲間がどんどん増えるのでこうやって入れ替え可能。ちなみにストーリー展開上、全員をある程度均一にレベルアップさせておかないと苦しくなります。要注意。
拠点にはなぜかこういう泉もあって、水を飲むことが可能。必殺技発動のCPポイントがフル回復するので結構重宝する。
民家の中などもこまめに調べる必要があったりする。明らかにアヤシイ扉発見。
開けると過去のエピソードをかいま見たり、参加できたりします。これは前作のED後の様子。
今回の主人公、ケビン。前作でも恐ろしい強さを発揮していましたが、今回はよくよく考えて装備させないと思ったほど強くならない。戦闘の度に関西弁をしゃべりまくるので気をつけないと殺意がわいてきます。
おとなしいシスターだと思ったら全然違うキャラであることが序盤で判明、それ以降は延々と奇怪なキャラ性格が明らかになっていくもう一人の主人公、リース。
お姫様。今回も明らかに大長編の過去エピソードが挿入されており、スタッフからの愛を感じることができます。
前作までのサブ主人公、異常なほど強いのでめちゃくちゃ便利でした。正直、関西弁の主人公と交代して欲しい。
明らかに出るゲームを間違えているような気がしますが、こんなのは序の口です。
実はお嬢様だったらしいがもはや見る影もない。ちなみに一人称は「ボク」なので、ボクっ娘である。
お姫様の護衛だった人。超が100個付くぐらいにまじめ。この人の妙な過去編エピソードも用意されており、なぜかやりごたえがある。
どこかの皇子のお守り。かなり強いので結構使えるキャラだったりする。
こんな感じで段々と下へ向かっていく模様。ある程度の地点まで進めば次回からはこうやって速攻でワープできます。
食べた料理はレシピを覚えて作ることが可能。なぜか拠点にある大きな木が自動販売機のようにさまざまな食材を売ってくれます。
こっちは手帳の中身、いろいろと書いてあります。
途中で出てくる扉の説明もある。月の扉は開くとものすごく長いエピソードが始まるので、気合いを入れておかないと、途中でセーブすらできなくて困ります。というか終わるまでの目安時間の表示が欲しい。あんなに長くなるとは思わなかったというようなボリュームのエピソードがいくつか……。
魔法もちゃんと説明されているので割と親切なのがこのシリーズというか、日本ファルコムの作るゲームの特徴。
クオーツを組み合わせるとそれに応じた能力アップと魔法が可能になるというわけ。よほど唱えてみたい魔法があるならともかく、たいていは能力重視で組んだ方がラクチン。
ストーリーが進むにつれて自動的にその内容がメモされていきます。次にどこへ行けばいいのか、何をすればいいのかも大体わかる。
中にはこんなエピソードも……実はこれ、シューティングでした。
移動の隊列なども決定可能。
データは随時、100個まで保存可能。
途中の話では、パーティを2つに分ける必要があり、全員参加となる。特定のキャラをえこひいきしているとココで苦労するので、新しい仲間が増える度にそれを仲間に加えておかないとあとで苦労するというわけ。
これが「金の道 銀の道」という話。
異空間のダンジョンです
銀の道の方が難しい気がする
また妙な敵が登場、ネーミングセンスが最高ですね
で、第四話突入。この時点ですでにプレイしてから10時間近くが経過。
ピカーと光らせて仲間を解放しましょう
途中で仲違いもします
このオリビエは戦闘中のボイスを聞けばそれだけでニヤニヤできます
ジンは異常な戦闘力を発揮できるので力押ししたい人向け
これが太陽の部屋。いろいろなボーナスゲームらしいのですが……
ナニコレ……。
なぜか武術大会が……しかも「裏」って……。
このヒツジどもは異常な強さなので気をつけないと全滅しかねない。
これは途中にある温泉エピソード
こちらは驚愕すべき長さとボリュームの学園編。本当にRPGなのかどうか疑わしくなってきます。
お姫様の過去話というわけですね
どこかの学園もののアニメみたいになってまいりました
廊下の張り紙を読むことも可能、妙にこだわりが見え隠れする
講堂に上がることもできます。前回はココで実際に演劇を行いました。
舞台の袖に行くとちゃんと衣装や小道具が!
生徒会室に行くとステキな出会いが。
時季はずれの編入生だからウワサもされます、ヒソヒソ……
ひとりぼっち、浮いてしまった……。
なぜか生徒会を手伝う羽目に。ちなみにこのメガネっことは女子寮で同室です。
カジノで生徒会長を発見
孤児院にふとした事情で来ることに。
女子寮に夜遅くに帰宅
あらぬ疑いをかけられてしまいました
いつもヘラヘラフラフラしている生徒会長に大激怒のシーン
孤児院の様子、いい感じの雰囲気
みんなねてる
生徒会長が何かほざいてます
というわけで、一風変わったストーリー展開の割に本筋は王道を突っ走る内容のRPGなわけですが、以下の記事を読んだりムービーを見たりすればより一層その魅力がわかってもらえるのではないかと。
4Gamer.net/3837:英雄伝説 空の軌跡 the 3rd
PCゲームレビュー「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」
ちなみにこの土日でクリアできればいいな~と思っていたのですが、半分も進みませんでした……。残念。
(C)2007 Nihon Falcom Corporation.
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