ネオジオ本体や周辺機器の補修サービスが終了へ
SNKが発売していた家庭用ゲーム機「ネオジオ(NEOGEO)」が、ついに本体や周辺機器、ロムソフトの補修サービスを終えるそうです。
「スゴいゲームを持って帰ろう」「100メガショック」などといったキャッチコピーで親しまれ、本体が5万8000円、ソフトが3万円以上と非常に高価であったにもかかわらず、コアなユーザーからの支持を集め、1990年の発売から2004年までの実に14年間もソフトが供給され続けた一つのゲーム機の歴史が幕を下ろすことになります。
詳細は以下から。
ネオジオ修理のお問い合わせ:SNKプレイモア ゲーム情報総合サイト NEOGEO WORLD
このページによると、本体製造終了からすでに10年以上が経過し、保守部材の調達が困難となっていることから、2007年8月31日までの受付分をもって、ネオジオ本体と周辺機器、ロムソフトの補修サービスが終了するそうです。また、メモリーカードやネオジオCD、ネオジオCD-Z、ネオジオポケットなどは、その周辺機器を含めて補修サービスの対象外となるとのこと。
なお、この補修サービス終了の告知に合わせて、以下のようなコメントが出されています。
永らくファンの皆様にご愛顧頂きましたネオジオも、製造が終了してからすでに10年以上が経過いたしました。家庭用ゲーム機器としては非常に高価であったにも関わらず、大変多くの皆様にご愛用頂きましたことを心より感謝申し上げます。
この10年、ゲームシーンを取り巻く状況は日進月歩の勢いで変化しております。
弊社は、ゲームコンテンツの価値は、偏にプラットフォームによるものでは決してないという信念を持ちつつ、ゲームソフトの開発に邁進してまいりました。
今後も、ネオジオの精神を忘れることなく、お客様に愛される商品作りを目指し、精進してまいる所存でございます。
お客様各位におかれましては、これからも従前と変わらぬご支援、ご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
一抹の寂しさを感じますね…。
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