W-ZERO3で「Windows Live Messenger」を使ってみました
先日GIGAZINEで、マイクロソフトがウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3」シリーズの全機種向けに「Windows Live Messenger」や「Windows Live Hotmail」、「Windows Live Spaces」「Live Search」などの「Windows Live」サービスが利用可能になる統合ソフトウェア「Windows Live for Windows Mobile」の提供を開始したことをお伝えしましたが、さっそくそのうちの一つ、「Windows Live Messenger」を使ってみました。
これまでW-ZERO3用にWindows Liveサービスに対応した純正のインスタントメッセンジャー(IM)は提供されていなかったことから使ってみましたが、マイクロソフトのソフトにしてはとても完成度が高く、使い勝手が良いものでした。
詳細は以下の通り。
まず「http://menu.clubh.ne.jp/」にアクセスして「Windows Liveダウンロード開始」をクリック。
これがWindows Liveダウンロードページ。
ページの中ごろに「ダウンロード」という項目があるのでクリック。
ダウンロード開始。少しサイズが大きいので、気長に待ちます。
ダウンロードし終えたファイルを開くとインストール開始。
Windows Liveサービスの利用規約が表示されるので、よく読んで「承諾」をクリック。
持っているhotmailのアカウントとパスワードを入力して、「次へ」をクリック。
[today]画面にWindows Liveを表示するかどうかを聞かれますが、どちらでも構いません。「次へ」をクリック。
ちなみにToday画面に表示させるとこんな感じになります。
W-ZERO3とコンテンツを同期できます。同期したいコンテンツを選んだら「次へ」をクリック。
自動的に同期が始まります。
同期が完了すると、Windows Liveサービスを利用できるようになります。キーボードの左右キーで「Windows Live Messenger」や「Windows Live Hotmail」など、利用するサービスを選べます。今回は「Windows Live Messenger」を選んでクリック。
サインイン画面が表示されます。サインインする時の状態を選ぶことも可能。「サインイン」をクリック。
サインインしたところ。1名がオンラインです。
メニューをクリックすると、普段パソコン用のWindows Live Messengerでできることと同じ事ができます。
表示名や表示メッセージ、アイコンの変更も可能。
方向キーの上下を使ってカーソルを合わせると、相手のアイコンが表示できます。
カーソルを合わせて、「Enter」キーを押すと会話のウィンドウが開きます。タブ形式になっているので、複数人と同時進行で会話することも簡単。
「メニュー」をクリックすると、絵文字や画像、音声メモ、ファイルを送信することや会話のオプション選択などができます。
画像の送信を選ぶと、マイピクチャが表示されます。「カメラ」を選べば、今その場で撮影した画像を送信することも可能。
撮影したファイルを送信しているところ。
送信が終わるとこんな感じ。
相手からファイルを受信することも可能です。
音声メモを録音しているところ。マイクに向かって話した後、「送信」をクリック。
「送信」をクリックした後、実際に相手に届くまでには若干のタイムラグがあります。画面は音声メモを送信し終えたところ。
一定時間会話がないと、このような表示が出ます。
「オプション」を選ぶと音声メモに関する設定やフォントの設定が可能。
使ってみた感想ですが、おおむね良好な使い勝手でした。パソコンと同様に自分と相手のアイコンが表示できて、ユーザーの判別が付けやすいほか、撮った写真をその場ですぐに相手に送信できる機能がとても便利です。送信だけでなくファイルの受信も可能なので、外回りをしている時に会社の人間とシームレスにテキストやファイルをやりとりするなど、さまざまな利用方法が考えられます。
なお、編集部を抜け出して地下鉄などで使えるかどうかを試してみたところ、問題なく使うことができました。ちゃんとトンネル内で打ったメッセージが、駅に入った途端に送受信されます。もし「メッセージを送信できませんでした」といった表示が出た場合でも、同時に表示される「再試行」をクリックすると、送り直すことができます。
ちなみにこれらの機能は、Windows Live互換メッセンジャーとしてW-ZERO3ユーザーの間で用いられてきた「Agile Messenger」などのクライアントでも完全に実現できなかった機能なので、非常に使い勝手が良いです。また、Agile Messengerと違って無料でこれだけのことができるという満足感はとても大きいです。
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